先生ブログ

授業参観日に、明星学園グッズ第1号『象のはな子をデザインしたバッグ』を販売します

先月、吉祥寺駅北口広場に設置された象のはな子の銅像。この像を制作した卒業生の笛田亜希さんがデザインしたトートバッグが、明星学園グッズ第1号として完成しました。事務局の受付で、またホームページの申し込みフォームから購入することができます。11日の授業参観日には、特別にブースを出して販売しております。ちょうどお弁当箱を入れるのにぴったりの大きさです。MYOJOの文字は、かなり控えめな大きさですが、是非多くの皆さんに使っていただければと思います。

また、参観日当日は、先日のホームカミングデーに合わせてお寄せいただいた卒業生から在校生へのメッセージカードを展示いたします。どんな卒業生からメッセージが届いているか、こちらもお楽しみください。

(中学校副校長 堀内)

アーサー・ビナードさんが明星学園にやって来た!!小中学生への特別授業

2014年の公開研究会の全体会の講師として私たちはアーサー・ビナードさんを明星学園にお招きしました。そのとき会場で彼の講演を聞き、衝撃を受けた中学生がいました。「この話は明星生にこそ聞かせないともったいない! ぜひまた来てください!」その生徒は、その場で何度も訴えていたそうです。もちろんそんな思いを持ったのは彼女だけではありませんでした。今回、「へいわのたねをさがす明星学園の会」が中心となり、アーサー・ビナードさんの特別授業が6月4日の日曜日、実現しました。集まったのは小学校4年生から中学校3年生までの36人です。

写真絵本『さがしています』、宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』。「味噌と少しの野菜」、「少し」ってどのくらいの量なのだろう? 「ちがう言葉に翻訳しようとすると、そこにこめられていた深い意味が見えてくるんだ。」「小さな茅葺の小屋」、「小さな」ってどのくらいの大きさだろう? 人によって、時代によって、地域によって異なる感覚。本来、揺れているはずの言葉を固定的に決めつけて考えてしまっている自分にハッとさせられます。「駆け付ける」の意味とニュアンス。「駆け付け警護」、平和の問題。

東に病気の子供あれば/行って看病してやり   西に疲れた母あれば/行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば/行ってこわがらなくてもいいといい   北に喧嘩や訴訟があれば/つまらないからやめろといい

「東~・西~・南~・北~、この中にひとつだけ文法的に違うものがあるんだけどどれでしょう?」生徒がいろいろ答えていきます。一つの言葉、助詞の使い方ひとつから、詩の世界が広がっていきます。なるほどとうならされます。どうやって喧嘩をとめるか?

最後にアーサーさんが読んでくれたのは、今年3月11日に刊行された絵本『ドームがたり』。原爆ドームの立場に立って物語るときに感じる違和感。本来、特殊な一つの原子の中の原子核が分裂する現象を「原子爆弾」と命名することへの違和感。『ピカ』という言葉を使う人と『ピカドン』と言う人の違いは何か? 小学4年生と中学3年生が同じ場所で授業を受けています。知識を問うのではなく、何を感じ、いかに考えるかを問うからこそ、多様な年齢の子どもがいても不思議と違和感がありません。むしろだからこそ楽しかったとも思います。

質疑応答では、生徒から次のような質問が出ました。「日本語を覚えようと思ったきっかけは何ですか?」「絵本をつくることになったきっかけは何ですか?」「さっき、アーサーさんがぼくたちにした質問-『雨にも負けず』の、『そういうものに私はなりたい』-アーサーさんはそういう人になりたいですか?」 その一つ一つに本当に丁寧に答えていただきました。いつのまにか3時間たっぷりの授業になっていました。それだけではありません。その後一緒にお弁当を食べながら、さらにお話をさせていただいた子どもたちもたくさんいたようです。

(中学校副校長 堀内雅人)

「明星の学び」6月号を発行しました!

学校だより6月号から、「明星の学び」を抜粋して掲載します。今月の「明星の学び」は4年生の授業から、子供達の学びの様子と授業中に考えられた詩について綴られています。

(以下、「明星の学び」本文)

4年生の国語の授業についてご紹介します。4年生の4月と言えば詩から始まります。草野心平の「春の歌」。子どもたちは「くさのしんぺい?」「心が平らって書くんだ!」と興味津々です。そこで、「春の歌」という題名から想像することを書いてみよう!と投げ掛けると…。

・わたしが、想ぞうするのは寒い冬が終わって、ポカポカあたたかい春がきた~っとよろこんでいる草、花、動物のことだと思う。(M.A)

・動物たちが冬のねむりにからさめて、木はさくらをさかせ生き物たちが春の歌を歌っているような気がした。そんな詩だと思う。(K.Y)

子どもたちのイメージは豊か!ですね。

読み深める中で、最終的にカエルの気持ちを想像しながら、自分に置き換えて考えてみよう!ということで書いた文章が次の通りです。

・私が、もしカエルだとしたら、ひさしぶりに外に出て、新しい出会いがあるんじゃないかなって楽しみな気持ち。外に出て、全てが新しくなると思う。自分で考えてみると、クラブが始まるしちくらだって行ける。新しいことがあってドキドキしてるけど、すごく良いことがおきる、そんなことを思う。(N.M)

・あたたかくてうれしくて楽しくて、もっといろいろなところに行きたくて、これからどんないいことがあるだろうってワクワクして、早く友だちと遊びたくて。4年生はいろいろなところに行ってみたかったり、とにかくワクワクする。楽しいことがうれしいと思う。(T.M)

その後、子どもたちと工藤直子の「ふきのとう」、谷川俊太郎の「つまんない」を読み、まねっこ詩を作りました。川崎洋の「名づけあそびうた」でもまねっこ詩を作りました。作った詩を読み合い、友だちの作品の良かったところを話し合ったりしました。そして、いよいよ心動いた事を自分の言葉で表現しよう!ということで、詩を作ってみました。1学期に自分で作った詩を集めて詩集を編む予定です。友だちの詩を通して、お互いの理解を深めていきたいと思います。

(子供達のまねっこ詩を2編紹介します。)

つまんない (W.O)

つまんない

こどもなんか つまんない

ぜんぶ おとなが決めちゃうもん

つまんない

チョウをかっても つまんない

ただヒラヒラとぶだけだもの

つまんない

ネコかっても つまんない

毎日わたしになつかない

つまんない

カエルかっても つまんない

ただ ゲコゲコなくだけだもの

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友だち (T.M)

友だち

それは

いつでもよりそってくれること

友だち

それは

かなしいときにはげましあえること

友だち

いいたいことがいえること

友だち

おたがいにやさしい気もちがあること

友だち

いつまでたってもわすれない人のこと

友だち

ケンカしても仲直りできること

友だち

心のささえになれること

友だちは

そんなとてもいい人のことです

 

(4年1組担任 伊野文子)

 

【3日目】大島見学旅行

最終日の行程は火山博物館での学習と、大島動物公園での動物ふれあいです。朝から肌寒く大雨だったので、前日のうちにテキサスコースのトレッキングを終えられたことにホッとしました。

本日は、二泊三日お世話になったホテルのお部屋掃除と荷物の片付けからスタートしました。お部屋のチェックが済んだところからロビーに集合し、私たちを歓迎してくださったホテルの皆様へ、出発前にきちんとご挨拶をします。

その後すぐにバスに乗り込み、「火山博物館」へ向かいます。2日間かけて観察してきた島の様子を、博物館の資料などを通して改めて学習し、見学旅行後に作成する「大島新聞」作りに活用します。

子供たちの真剣な面持ち。

博物館内には大島・三原山の資料だけでなく世界の火山の資料や溶岩など、様々な展示物があり充実した内容になっていました。

火山博物館での見学を終え、昼食に向かいます。

最終日は伊豆大島の郷土料理である「べっこう丼」をいただきました!島唐辛子をたっぷり含んだ醤油に魚の切り身を漬け込むと、魚の色が「べっこう色」になるため「べっこう丼」と呼ばれているそうです。かつては保存食として作られていたそうで、離島ならではの産物なんですね!

 

そして最後の行程、「動物ふれあい」!

残念なことに一度止んだ雨が再び降り出してきてしまいましたが、大島動物公園で1時間ほど過ごしました。

動物園での目玉は、やはり、「かわいいモルモットに触れるコーナー」と「ラマ」!

モルモットとのふれあいでは、その可愛さに悶絶する人が続出。「かわいい〜」「ふわふわしてる〜」と言いながら、みんなニッコリ顔。モルモットもさることながら、子供たちのニッコリ顔の可愛さも印象的でした!


「ラマ」はですね、あっとう間にお部屋に入ってしまったようで…私は見ることができませんでした。子供たちみんな「ラマは?」「ラマは?」と探し回ったようなのですが、残念ながら見ることができた人はほんの少しだったようです。

 

以上、内容が盛りだくさんな大島見学旅行。とにかくたくさん歩きましたが、特に大きな怪我や体調不良もなく、無事に全行程を終えることができました。

土日としっかり休養して、月曜日から元気な姿のみんなと会えることを楽しみにしています!

これにて、大島見学旅行報告、終わります!ありがとうございました!

【2日目】大島見学旅行

大島見学旅行、2日目!始まりました!

早朝から雨がパラパラと落ちるあいにくの空模様でスタートしました。今日は三原山の大島温泉ホテルから東に下る登山道「テキサスコース」を歩き、大島公園を目指しました。

途中の裏砂漠では、細かい溶岩が砂利のように広がる場所で、昨日に引き続き「虹色の溶岩」探しに真剣な様子のみんながみられました。それぞれ思い思いの時間の過ごし方をしていました。

こうした砂利道を抜けると、山奥の山道をしばらく歩き続けました。途中で、東京では目にしたことがない、こんな奇妙な植物を発見。

そして歩き続けること2時間。やっと大島公園に到着しました。すでにお弁当を届けてくださっていて、広場に集まってみんなで昼食をとりました。

そのあとは1時間ほど、この大島公園で時間を過ごしました。木に登ってみたり、広い草っ原で鬼ごっこをしてみたり…さっきまでヘトヘトで登山をしていたというのに!ご飯を食べたらすっかり元気に元どおり!

存分に体を動かしたあとは、ふるさと体験館へ。

クラスごとに御神火太鼓と大島焼き体験をしました。御神火太鼓を教えてくださった先生のソロ演奏は、二つの太鼓を自在に操りながら、静かで力強い掛け声をかけていてとても躍動感がありました。

陶芸も太鼓もたっぷり1時間ほど体験したあとは、大島の地層切断面と波浮港見学に向かいました。地層断面は高さ24m、長さは650mにも渡り、地球の活動のダイナミックさを感じることができました。波浮港は、水蒸気爆発によって作られた港ということで見学に行きました。

海を前にして、「カニがいる!」「魚がいる!」と大興奮の子供たち。

そしてホテルに向かいます。

見学旅行最後の夕食は、鯛と野菜のしゃぶしゃぶでした!

 

あっという間に、明日が最終日です。3日目は火山博物館での学習と大島動物公園にて動物とのふれあいをします!

 

【1日目】大島見学旅行

ついに、5年生の大島見学旅行、始まりました!!

今回の見学旅行のブログは、江口先生の代打で急きょ引率が決まりました、加藤が担当します。

宜しくお願いします!

今日は竹芝桟橋の集合から1日が始まりました。7:45に集合のため、いつもよりずっと早く起きた人が多いかと思います。しかし朝の早さに負けず、7:30頃には殆どの人が集合場所に来ていました。

送りに来てくださった保護者の皆様に見守られて、いよいよ出発のときです。

 

 

 

 

 

 

 

 

大島へ向かうジェットフォイルに乗り込むこと1時間45分。それなりに船の揺れがありましたが、穏やかな天候に恵まれたためか、みんな酷い船酔いに苛まれることなく船旅を楽しんでいました。

そして、大島に到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

その後、割れ目噴火口の観察に行き…歌乃茶屋さんでカレーをいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お腹もいっぱいになったところで、本日メインの活動…「三原山登山」開始です!ゆりえ先生の解説を挟みつつ、噴火口や溶岩などを観察していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

道中、耳慣れない名前の溶岩が紹介されました。その名も…「アア溶岩」と「パホイホイ溶岩」!

えっ? 「アア」と「パホイホイ」 ??? それがこちら、左が「アア」右が「パホイホイ」。

 

 

 

 

 

 

 

近くに寄れずに上手く写せなかったのですが、草の中に溶岩が広がっています。アアやパホイホイはハワイ語だそうで、ザラザラした溶岩の表面を踏んだときに、痛くて思わず出た言葉「アア」と、滑らかであることを表す言葉「パホイホイ」だそうです。つまり、溶岩の表面が「アア」なのか「パホイホイ」なのかで呼び方が決まっているのですね!

登山のゴールは宿泊でお世話になる大島温泉ホテルです。三原山を登り、火口をぐるっと一周するコースなので、子供の足で3時間程度かかる道のりです。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三原山の火口は圧巻でした。直径は300m、深さ200mで、当時はこの大きさの穴に溶岩がたっぷりと溜まっていたというから驚きです。また道中ずっと子供たちは、「虹色の溶岩」探しに一生懸命になっていました。うまいこと見つけると、この写真のようにキラキラと光る溶岩を手に入れることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしていよいよ登山も佳境をむかえます。もうみんなはヘトヘト。遠くに小さく見えるホテルを目指し、山道を行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の締めくくり、待ちに待った夕食は、椿油のフォンデュでした。

 

 

 

 

 

 

 

ほっとした表情がとっても可愛いですね〜!!

今日も何事もなく無事に1日を終えることができたことに感謝します。

また明日!

 

 

 

 

 

 

体験ひろば「親子で踊ろう」を開催しました!

昨日、5月21日(日)に今年度の第一回目の「体験ひろば」開催しました!

今回の体験ひろばでは「民舞と太鼓」の体験でした。

 

日本の芸能クラブ顧問の伊野先生を中心に、参加者のみんなは大きな太鼓を叩いたり……

馬の衣装を着て、荒馬を踊ったりしました!

たくさんの方に参加していただき、無事に企画を終えることができました。

参加者の皆さま、ありがとうございました!!

次回の体験ひろばは6月17日(土)「数と形で遊ぼう」です(申し込みは締め切りました)。

 

また体験ひろば第3回 7月29日(土)「親子でサッカー」の参加申し込みは6月22日から始まります

ぜひ多くの方のご参加お待ちしています!

 

(加藤)

「明星の学び」5月号を発行しました!

学校だより5月号から、「明星の学び」を抜粋して掲載します。今月の「明星の学び」は5年生の授業から、新学期開始から数週間の「学習」と「出会い」について綴られています。

(以下、「明星の学び」本文)

新しい学年が始まって、ひと月が経ちました。実質は3週間ほどですが、「出会い」という大きな瞬間があり、さまざまな「新しさ」があり、かなり濃密なひと月でした。

もちろん、これは今年度に限ったことではありません。毎年、新しい子どもたちと出会うと同じように感じます。そして、私の授業場での子どもたちとの「出会い」は詩から始まります。今年の5年2組の子どもたちとの「出会い」の授業を紹介します。

教材は下のような「草の心」という杉本深由起さんの詩です。

 

草の心 (杉本深由起)

えんぴつに 芯があるように

わたしのなかにも ある

まっすぐな

いっぽんの芯

でも えんぴつみたいに

ポキンとおれたりしない

わたしの芯は

草の心

やわらかく つよく

いつも

空をゆびさしていたい

 

国語の授業では(特に文学作品)、作者の表現に「ひっかかる」「気になる」「なぜ?」という気持ちを大事にしたいと思っています。授業では1連ずつ読み取っていったのですが、子どもたちは作者の表現のどんな部分に「ひっかかり」「気になり」「?」を持ったのでしょうか。それは1連で言うと、次のようなものです。

○なぜ、「芯」だけ漢字なの? ○どうして「なかにも ある」って空間をあけたの?

○どうして「まっすぐな いっぽんの芯」って行を変えたの?

こういった1つ1つの意味をみんなで考え合い、意見を交換し合います。そうすることで、「個人の読み」をはるかに超えた「集団の読み」になります。読もうと思えば、お家で一人でも読める、でも授業で読むことに大きな意味があるということです。

さて、「出会い」にこの詩を選ぶには、やはり私なりの思いがあります。

それはやはり「草の心」です。「草の心」で過ごしてほしいという願いをこめています。子どもたちが「草の心」(私の願い)をそれぞれの言葉で意味づけてくれました。

◎しなやかな心 ◎やさしい心 ◎前向きな心 ◎冷静な心 ◎がまん強い心

◎曲がっても折れない心 ◎やわらかい心、でも強い心

そして、最後の連の「いつも 空をゆびさしていたい」という言葉もきちんと意味づけをしてくれました。この言葉を言い換えると『いつも将来・未来・希望をまっすぐに願い・目指し・のぞむ』となりました。

子どもたちと共に、同じ気持ちで1年間進んでいきたいと気持ちを新たにできました。

(5年2組担任 淘江正仁)

 

「明星の学び」来月以降も更新してまいります!

(加藤)