算数

論理的な思考力を高める。

子どもたちが、数・量・図形の概念を獲得するためには、「直感的・経験的な理解」を「筋道の立った概念・法則」へと発展させる必要があります。明星学園では、この学習プロセスに必要な「教材・教具」を自主開発し、子どもたちが論理的な思考力を高めるための、わかりやすい授業を展開しています。

【週あたり授業時数】 1年次:4 2年次:4 3年次:5 4年次:5 5年次:5 6年次:5

私達は、子ども達の知力を高めるという観点で教材を自主編成します。では、知力を高めるとは、どういうことでしょうか。それは、未知の課題に対して仮説を立て、法則、構造、アルゴリズム(計算の手順)を発見したり、学んだ幾つかの知識の関連を捉えたりして一般化しながら、ひとまとまりの世界をつかむ力を高めることだと考えています。知力を高める授業が楽しいものであり、かつ「わかってできる力」を育てるものになっていることは言うまでもありません。

1.教科課程の特色

  • (1)子ども達の認識の発達に即して教材を配当する。
  • (2)ひとまとまりの概念が成立するように編成する。

2.授業の特色

  • 多くの教材では、教材のはじめにゲームなどが用意されています。これは、子ども達が持っている日常的な感覚や概念を表出させる為です。表出された感覚や日常的な概念を課題により数学的な概念や法則に引き上げ、捉え直していくような授業展開になります。
    6年生で学習する『対称』を例に取ってみましょう。家紋カードの神経衰弱ゲーム(写真)をする中で、子ども達の持っている線対称についての感覚を呼び起こしておき、それに『線対称平面』という概念を新たに繰り入れます。一般には、6年生では図形固有の性質としての対称性しか扱えませんが、この様なプログラムを検討・実践することにより、『線対称平面』という概念が成立します。『直交しない対称軸2本のみを持つ図形は存在するか』と言うような数学的な問題も、こうした概念を生かして子ども達が解決できるようになります。