教科の編成と週当たりの授業時数

子どもの成長と発達の段階を考え、それぞれの段階に対応した学習活動を組織する。

※総合は「生活」の内容を含む。 ※3.5の教科は1年を2期に分けて行う。 ※上記の時数は2010年度のもので、2011年度以降は改定することもある。

基礎的な知識・考える力・話し合う力

子どもたちが、知的興奮や学びの充足感を得るためには、断片的な知識をつめこむのではなく、自己の思想や想像をはたらかせて、自分の判断や行動のよりどころとなるほんものの知識を形成することが大切で、体系的に計画された授業が必要になります。
3年生ぐらいまでの子どもたちは、直感や体験に多くをたよりながら、ものごとを認識していきます。したがって小学校前期では、言語の能力を発達させる国語や、論理的思考を必要とする算数でも、直感的・体験的な方法が工夫されています。また、自然や社会についての基礎的な事実認識を育てるために、総合学習を行っています。これらの学習は「ゆっくり・じっくり・しっかり」をモットーとして進められています。
4年生ぐらいになると、子供たちは自分をとりまく環境を客観的な世界として再発見するようになります。そして、ものごとのなりたちやしくみを、自分で確かめたいという要求が強くなります。これに対応して小学校後期では、言語や数量、自然や社会についてのすじみちだった知識を系統的に学びはじめます。理科や社会が教科として独立するのはこの段階です。この時期の学習では、具体的な事実を分析したり総合しながら、やや複雑で論理的な思考を必要とするようになってきます。