高等学校/国語

“文学的想像力”を大切に、近現代の時代の本質を学ぶ。

文章を読み取ること、書くことといった学力の養成を基本にしています。文学作品・評論文・古典と様々な分野の作品を取り上げます。
11・12年次では”自己と他者の関係”や”時代背景と思想”についてさらに深く考察してゆきます。立場の異なる人によって書かれた文章を読むことによって、相対的な考え方を理解するとともに、今自分が持っている”視点”について改めて考え、それぞれの表現に活かしてゆくことを目指します。

10年次

10年次の国語の必修科目は「国語総合」(5単位)である。現代文分野と古典分野に大別して授業をおこなっている。両分野とも、時代と場所を現実に生きた人間の表現と思考を経験することで、現在を生きる確かな想像力と理性を養うことを目標としている。

テキスト:東京書籍「国語総合」(現代文編、古典編の2冊)

国語総合(現代文)

必修科目

  • 多くの文章に触れる経験を通して、現代社会を理解する力を養う。
  • 文章を的確に理解し、言葉を以て思考する力を養う。
  • 自己意識の形成、自己と他者の関係について考える眼差しを身につける。

国語総合(古典)

必修科目

  • 古典作品(古文・漢文)を読解する作業およびその作品の時代的・文化的背景を理解する。
  • 古典文章の読解・文法の理解を通じて、言語の感覚を養う。

11年次

11年現代文Ⅰ(3~4単位)

選択科目

  • 時代と場所を現実に生きた人間の表現と思考を経験することで、現在を生きる確かな想像力と理性を養う。
  • 文章を的確に理解し、より抽象的に思考する力を養う。また、感覚的なものを形象化して言語化することや、論理的に表現することを学ぶ。
  • より多様な文章に触れ、また、断片的なものではなくまとまりのあるテキストを読み、そこから現実に到達する力を養う。
  • 自己意識の形成、自己と他者の関係、言語、社会や歴史のとらえ方、思想問題について考える眼差しを身につける。

11年古典(3単位)

選択科目

  • 古典作品を読解する作業およびその作品の背景を理解することを通じて、我々の文化のありかたを理解し、さらにそれを対象化・相対化できるようにする。
  • 古典文章の読解を通じて言語の感覚を養い、また日本語を対象化してとらえられるようにする。
  • 各時代の代表的なテキストを読む。

11年理系国語Ⅰ(2単位)

選択科目

  • 理系進学希望の生徒を対象とした国語の科目となる。センター入試対策も意識して、現代文、古文、漢文を学ぶ。

12年次

12年現代文Ⅱ(4単位)

選択科目

  • 時代や作家や場所などを特定し、それに関するテクストを一定のまとまりをもって読 んでゆくことで、文学的想像力を養ってゆく。
  • 文章を各自の力で読み進め、各自の理解を言語化し論理的表現にしていくことを繰り返すことで自分がどのような存在であるかを知ってゆく。

12年古典Ⅱ(古文分野2単位・漢文分野2単位)

選択科目

  • 10~11年次で習得した古典の基礎知識を用いて、自ら古典作品を読解する力を身につける。また、より読解を深めるために、歴史的背景や文法的知識の習得をしていく。我々の文化が依拠している歴史や思想について学びながら、現代を生きる自らの眼差しを豊かにすることを目指す。

12年理系国語Ⅱ(4単位)

選択科目

  • 11年次に続いて、理科系進学希望の生徒を対象の国語となる。センター入試も意識して現代文、古文、漢文を学ぶ。

12年近代文学(2単位)

選択科目

  • 現代文の発展的な学習として、優れた作家や思想家の文章を体系的に読んでゆく。さらに、その内容にもとづいた各自の考察を文章化し、思想の定着を図ってゆく。学習者は、より意識的にテキストと関わり、文学的想像力をもって世界と関わってゆくことになる。

12年近代思想(2単位)

選択科目

  • 現代文の発展的な学習として、近現代を代表する思想家による評論文を中心に精読していく。さらに、各テキストの要約を通してそれぞれの思想や当時の歴史的背景の理解の定着を図った上で、各自の考察を文章化していく。文脈を捉える読解力と、考察を論理的に提示する力を養うことを目指す。