明星学園が考える「国際理解教育」
明星学園が考える「国際理解教育」には2つの大きな柱があります。ひとつは海外留学制度、もう一つは校内で行われる国際交流です。平成4年から留学制度が本格的にスタートし、現在では毎年1〜2名が1年間の長期留学を経験し、10〜20名がタイの姉妹校で10日間、20〜30名がオーストラリアの姉妹校で3週間学んでいます。明星学園の留学制度の特徴は、英語の習得にとどまらず、多様な文化を肌で感じ、理解することを目的としているところにあります。そのため留学先では、コミュニケーションに必要な日常会話を学ぶとともに、現地の文化に触れられるカリキュラムを設定しています。
留学をしない生徒にとっても国際交流の機会が与えられるように、留学生の受け入れも積極的に行っています。長期留学生は例年6名ほどで、様々な国や地域から留学にやってきます。学校内は常に国際交流が行われる環境となっています。毎年、秋に開かれるインターナショナル・デイ/ウィークには、60名ほどの短期留学生が訪れます。多くの国際交流の機会を通して、文化や社会に対して柔軟で広い視野を持つことの大切さに気づくきっかけになればと考えています。