中学校ニュース

8年生 夏休みの校外学習第2弾!『おもしろびじゅつワンダーランド2017』

『宇宙ミュージアムTeNQ』に続き、8月1日(火)に『おもしろびじゅつワンダーランド2017』(サントリー美術館)に8年生14名と美術教員(吉野)で行って参りました。

「おもしろびじゅつワンダーランド」は夏休みの子ども向け企画としてデジタルやアナログの仕掛けを通して日本美術を楽しむことが出来る展覧会です。屏風や切子、やきもの、着物、絵巻などテーマごとに部屋が分かれており、それにまつわる参加型の仕掛けが用意されていました。江戸期の吹墨文の徳利の横には巨大な白い徳利が置かれ、マイクに向かって言葉を喋るとその巨大徳利に様々な色や形の吹墨文があらわれました。絵巻の展示室には鼠草子絵巻が展示されており、仰天の場面設定やちょっと切ないエンディングに興味を持った生徒もおり、夏休みの宿題としてこの絵巻についてもっと深く調べてみたいと意気込んでいました。 最後の展示室には江戸期の着物や能装束が並び、それらをヒントにタッチパネルで自分だけの着物をデザインすることができ、生徒達は夢中になってタッチパネルに向かっていました。着物をデザインした後に人形を選ぶと、人形がオリジナルデザインの着物を着た姿で大画面に現れました。平面では良いと思ったけど、着てみると柄は肩にもあった方がいいね‥などとイメージ豊かに着物をデザインしていく生徒たち。楽しそうでした。 1時間程度で見終わってしまいましたが、なかなか授業で取り上げることの少ない日本美術を楽しんでくれて嬉しく思いました。

(美術科 吉野)

8年生 夏休みの校外学習第1弾!『宇宙ミュージアムTeNQ』

8年生ではこの夏休みを利用して、「一つの分野(事柄)に関して詳しく調べる」ことを課題として出しました。生徒たちは美術館・博物館・科学館へ行き、さらに事前または事後学習として図書館にて関連文献を借りて読み、そしてレポートします。 これらの課題の一つとなる美術館・博物館・科学館へ行くという活動ですが、せっかくの夏休みなので生徒と共に校外へ出かよう!ということで、7月25日(火)数学教員(新坂)と理科教員(是恒)引率のもと、校外学習第1弾!水道橋にある「宇宙ミュージアムTeNQ」へ行って参りました。

10時45分に水道橋駅集合! 11時に館内へ入場し1時間半じっくり楽しんできました。この科学館は、太陽系を体感する『シアター宙(ソラ)』から始まり、惑星や衛星に関する情報や探査機の技術進歩について展示されている『サイエンス』、芸術と宇宙のコラボレーションをテーマとした展示・オブジェ、質問に答えてどのような宇宙人のタイプかが分かる宇宙自分診断など宇宙を想像して楽しむ『イマジネーション』と部屋が続いていきます。(私は『自信満々で本能のままに生きる』火星人タイプでした…)  展示内容や解説は中学生には少し難しい内容もありましたが、ワークシートを見ながら皆でワイワイと楽しい時間を過ごすことができました。今回の校外学習で1つでも今後の学習につながるものが見つかってくれると嬉しいです。この校外学習は第2弾、第3弾と続きます! お楽しみに。

(数学科 新坂彩子)

7年生が八ヶ岳最高峰赤岳(2899m)に登頂しました

7/19~21日、最高の天気に恵まれ、予定通り7年生は八ヶ岳最高峰赤岳(2899m)に登頂しました。1日目は美濃戸口から12班に分かれて赤岳鉱泉小屋へ。この小屋と明星学園とのつながりは深く、小屋の歴代3人の主人にこれまでお世話になってきました。日本で一番食事のおいしい小屋としても有名です。2日目も朝から青空が広がり、山頂を目指すには絶好の日和です。小屋からは遠くに赤岳の岩の塊の頂上が見えています。行者小屋を経由し地蔵尾根へ、森林限界を超え、後ろを振り返るとすでに雲は目の下に。はるか遠くには雪をかぶった北アルプスの山々がくっきりと見ることができました。高度感が増し、赤岳の稜線にたどり着くと、迫力ある頂と雲の動きが全身を包みなす。

山頂からの雄大な眺め。風もほとんどなく、のんびりとお弁当を食べることができました。下りは中岳を経由し、硫黄・横岳・赤岳の美しい稜線と自ら歩いてきた道を確認した後、樹林帯へ入り小屋へと向かいました。小屋では冷えたスイカが用意してあり、食べ終わると入浴の時間。夕食はステーキをめいめいで焼き、多くの生徒がご飯をお替りしていました。変化に富んだハードなコースではありますが、厳しさと楽しさを両方味わい、大きな達成感を感じた彼らはまた一つ、成長したのではないでしょうか。

夜になると、満天の星空。本当にプラネタリウムのようでした。理科の平山教諭が生徒を集め、星の観測会を始めました。レーザーポインターを空に向けると本当に星の教室に様変わり。/理科の是恒教諭は小屋前の沢で小さな「サンショウウオ」を発見。プラスチック製のチューブに入れ、元気に泳ぐ姿をみんなに見せてくれました。もちろん、観察し写真に撮った後は沢に戻しました。/足が不自由で、それでも弱音一つはかず、人の3倍以上の時間をかけて森村教諭と小屋までたどりついた男子生徒がいました。もちろん2日目は頂上をめざすことはできませんが、稜線を臨める展望台までけがなく登ることができました。その時、私は頂上にいました。一人で一生懸命山頂からの風景を撮っている男の子がいました。小さな声で、でもしっかりとした口調でその子は私に言いました。「この景色を、Aに見せてあげたいんだ!」

(中学校副校長 堀内雅人)

高校の3つのクラブが全国大会に出場します。応援をよろしくお願いします。

この夏、高校の3つのクラブが「南東北総体2017(インターハイ)」をはじめ、全国大会に出場します。是非、応援をよろしくお願いします。

◇和太鼓部 8/2(水)

第41回全国高等学校総合文化祭郷土芸能部門  場所:宮城県・名取市文化会館

◇陸上部 7/28(金)~  8/4(金)

平成29年度全国高等学校総合体育大会  場所:山形県・NDソフトスタジアム山形

◇女子バスケットボール部 7/27(木)~ 8/2(水)

平成29年度全国高等学校総合体育大会  場所:福島県

1回戦 7/28(vs県立那覇)  2回戦 7/29(vs和歌山・静岡の勝者)  3回戦 7/30(vs大阪・熊本・香川の勝者)  準々決勝 7/31(あづま総合体育館 11:40~)  準決勝 8/1(あづま総合体育館 11:40~)  決勝 8/2(あづま総合体育館 10:00~)

(中学校副校長 堀内雅人)

 

9年生 北海道修学旅行レポート

今年の修学旅行は北海道、旭川周辺の農家での民家泊を含め4泊5日の行程で彼らが何に出会い、何を感じたか(これは個々の生徒の書いたレポートを待ちます)を報告します。

【1日目 7/3】旭川空港から美瑛の丘をめぐり、「青い池」・「富田ファーム」に立ち寄った後、一日目の宿へ!

【2日目 7/4】午前中、旭山動物園で楽しんだ後、いよいよ旭川地区の民家泊へ!

お世話になる旭川郊外は、「ゆめぴりか」などの米どころとして有名で水田地帯が広がります。もちろん大規模な畑や酪農を営んでいる家もあります。開村式では、民家代表の方がこんな話をしてくださいました。「私たちは、君たちに大人としての振る舞いがどういうものなのか、大人のマナーはどういうものなのかを教えることができます。農業に対して私たちがどう考えているかを君たちに伝えることができます。君たちは私たちに何を教えてくれますか? 君たちはふだん何を学んでいるのですか? 君たちが住んでいる東京では、昨日一昨日と大変な騒ぎ(都議選)があったことをテレビニュースで見ました。実際そこにいた君たちが何を感じ、何を思っていたか教えてください。」  その瞬間、9年生の背筋が伸び、目がぱっと開いたのを感じました。

そうなんです。大人になるということは、こういうことなんだと思うんです。自分のできることを相手に伝えること。そして自分の知らないことを相手に教えてもらうこと。この両方ができて大人なのだと思うんです。すべて完璧にできるということが大人なのではありません。 一方、子どもは何かをしてもらう存在です。親に~してもらう。先生に~してもらう。思い通りにいかないと、駄々をこねる。それが、中学生になって自我を主張し始めるようになります。にもかかわらず、依然~してもらうことを当たり前と考えている中学生は思いのほか多いんです。というより、それが当たり前なのかもしれません。でもそのままでは、ネガティブで常に不平不満を抱えて生きていくことになります。周りの人も大変ですが、本人が一番しんどいでしょう。中学生時代は切り替えの時代でもあります。自分からおとなに働きかけることの経験。分からないことを教えてほしいと自分から伝え、自分の現在の状況を自らより良いものに作り替えようとすることの経験。そのために、8年生では「職場体験」、9年生では「民家泊」と、日常とは違う環境で、親でも教師でもない大人との出会いを経験させる行事を行っているわけです。

【3日目 7/5】それぞれの民家で過ごしました。

【4日目 7/6】民家の方との別れ、そして最終宿泊地、然別湖へ!

お昼は、鹿追自然ランドでアウトドアクッキング。ダッチオーブンを使ったチキンチーズグリルにコールスローサラダ、コーンスープとパンケーキ。おなか一杯になりました。

昼食後は、コース別の体験。カヌーと森の散策、フィッシング、マウンテンバイク、エアトリップ、森の音(土笛)作り、牛の搾乳とバター作り。夕食後は全員でナイトウォッチング。人工の光の届かない闇を経験するはずでしたが、満月のまぶしいまでの明るさを感じました。

【5日目】帯広の街でめいめい昼食を楽しみました。帯広といえば豚丼、地元ではインディアンカレーが有名だそうです。食後は、チケットを片手にスイーツ巡り。それぞれが選んだ4つのお店のスイーツを味わうことができます。これらすべてが十勝で収穫されたもので作られています。大豆・てんさい・トウモロコシ・小麦・ジャガイモ・・・。ただこの日、帯広は日本で最も暑い街でした。駅前の電光掲示の温度計は目盛り一杯まで真っ赤。シャッターを押した瞬間、電光掲示がすべて消えました。

修学旅行のプレゼンは、明祭の一日目に担当の生徒が行います。是非、生の声をお聞きください。

(中学校副校長 堀内雅人)

8年 奥阿賀民泊行事 報告

7月5日~7日、8年生は宿泊行事で新潟県の阿賀町(奥阿賀)へ行ってきました。 行事の柱は民家泊です。生徒103名が24班に分かれて、受入先の民家でお世話になりました。 知らない方の家庭に泊まるのは、ほとんどの生徒にとって初めての経験です。初めは不安や緊張もありましたが、どの民家の方もまるで我が子のように、親切に温かく迎え入れて下さいました。生徒たちは、農作業をはじめ、普段の都会生活では得られない、貴重な農山村生活を経験することができました。 最後の「お別れ式」では、実行委員長の秋山海空さんが、民家の方々に感謝のあいさつをし、最後には「奥阿賀大好きです」と万感の思いを伝えました。いよいよ民家の方々とのお別れのときには、涙をぬぐいながら、再会を約束している生徒の姿も多く見られました。(この夏休みにさっそく現地を再訪する生徒もいるそうです)。 その他、全6コースに分かれての文化体験、阿賀町市街地の散策や麒麟山ウォーキングも行いました。どの生徒もひと回り成長し、充実感いっぱいの表情で帰ってきたことが、印象的でした。

左上:間伐(文化体験)    右上:ハーブグッズ作り(文化体験)

左上:民泊(お手伝い)   右上:「奥阿賀、大好きです!」(お別れ式)

左上:「さようなら。また必ず帰ってきます!」  右上:阿賀町の伝統的な「雁木通り」

左上:麒麟山ウォーキング              右上:麒麟山の山頂から

(8年担当 繁田)

今年の7年生は、八ヶ岳最高峰赤岳(2899m)を目指します

明星学園は創立以来、「遠足学校」とよばれるほどの行事の多い学校だったようです。麦畑と雑木林しかなかったこの井の頭の地を、創立同人たちが学園建設地として選んだのは、子どもたちの学びは教室の中にだけあるのではない、自然から多くを学ぶべきだという考えによるものでした。あえて、田園学校としての道を選んだわけです。彼らは子どもたちを毎月のように山へ海へと連れていきました。

かつて、ある先輩の言った「明星学園は〝柔らかな鍛錬主義〟の学校だ」という言葉が、なぜか今でも私の心に強く残っています。「明星学園」と「鍛錬」という一見不似合いなつながりが、「柔らかな」という言葉をつけた瞬間、私の中でしっくりおさまりました。その当時の私は、明星のいう「個性尊重・自由・平等」が「鍛錬主義」と相反するものだといった常識に、ある違和感を持っていました。本当に「鍛錬」は「個性」をつぶすものだろうか? 「個性」をみがくためにこそ「鍛錬」が必要な時もあるのではないか? しかし、その違和感について語る言葉を当時の私は持っていませんでした。ただ、感覚として感じていただけです。「言葉」は、使われていくうちに手垢がついてきます。「善・悪」「右・左」「新・旧」といったように単純な二項に分類され、与えられたイメージと引き換えに、その言葉が本来持つ大切な何かが失われていきます。言葉から意味が失われた時、それを使う人間の心もまた単純化されていきます。「鍛錬」という言葉には「根性」「管理」「苦しい」といったイメージがつきまといます。そのイメージと明星学園とは結びつきません。しかし、「個」を伸ばすために必要な「鍛錬」も絶対にあるはずです。〝柔らかな鍛錬主義の学校〟——この言葉は、私の明星学園に対するイメージを最も端的に表す言葉となり、それはまた多くの先輩教員たちも私のこの感覚を共有してくれているのだという安心感を得たときでもありました。

中学校における八ヶ岳登山も、明星の伝統的な行事です。7年生全員が八ヶ岳最高峰の赤岳(2899m)に登るなどという学校はそうはありません。長野県の地元の中学校も多くは硫黄岳登山です。「鍛錬主義」はここでも生きています。高山では自分の足しか頼るものはありません。もちろん、車もコンビニもありません。立ち止まれば自分が遅れるだけです。ではなぜ「柔らかな」なのか? 明星学園の登山が、山ですれ違う他の学校と異なるところがあります。他のほとんどの学校は、全員が1列になって歩いています。引率の先生はトランシーバーを手にし、集団が離れないよう連絡を取り合っています。それに比べて明星は、全員を登らせることは同じであっても、全体を10人グループ12班に分け、グループごとに教員がつきます。子どもたちの体力はさまざまです。足の強さも一様ではありません。足の速い子に合わせるとグループは崩壊してしまいます。弱い子を先頭にし、体力のある子には全体を見る役割を与える。たった2泊3日であっても、そのグループの中では大きなドラマがあったり、成長があったりします。明星の教育・授業を象徴しているとも言えます。グループを引率する教員の力量も問われます。力量とは体力ということではありません。子どもたちの様子を観察する力、疲労の度合い、わがままの見極め、グループを「同質の個」の集団としてまとめるのではなく、「異質の個」を互いに認め合えるようにまとめようとする志向性。

昔から山で生徒を引率するとき、教師がやってはいけないことをいくつか言われてきました。一つは、疲れ切った子どものリュックを教員が一人で背負わないこと。その教員に体力的な余裕があるかないかは関係ありません。その子のリュックの中身は、グループの生徒みんなで分担する。もう一つは、生徒を背負うこと。本当にそうしなければならない非常事態の時は、小屋に何とか連絡を入れ、助けを求める。今になってやっとその意味が分かるようになってきました。山は非日常です。日常の常識が山では非常識であることも多々あります。大人だろうと子どもだろうと自分のことは自分で守らなければなりません。自分を守れない人間が他の人を守ろうとしたとき悲劇が生まれます。もちろん、「本格登山」と「学校登山」はちがいます。でも、自然の厳しさを忘れてはいけません。今年も7月19日、安全第一を確認し、赤岳に向かって出発します。

最後に、以前「7年八ヶ岳行事のしおり」の巻頭に書いた文章を紹介します。

八ヶ岳跋渉
山は人を寡黙にするという。しかし、それはけして“静”なる状態ではない。心の中では豊かな自分との対話が起きている。/山を登るとき、人はいやがおうでも自分と向き合うことになる。目をそらさずに自分を直視するには大きな勇気とエネルギーが必要だ。その勇気とは、速さや強さを競う種類のものではない。自然体の自分を受け入れ、それをコントロールする力だ。体力は少しあれば十分だ。/口を閉じ、歩きながら深呼吸をすれば山の景色は一変する。今まで見えなかった可憐な草花が目にとびこんでくる。イワヒバリのさえずりはいつから聞こえていたのだろう。/すべてを一度、受け入れてみよう。夏の強い日ざし。雲の流れ。草いきれ。突然の雨さえも天の恵みかもしれない。/リュックをおろし、一息つくと、そこには同じ山道を歩いてきた仲間がいる。ことばをかわさなくとも何かが通じあう。/山は非日常の世界である。再び日常にもどるとき、僕らはきっと何かが変わったことに気づくだろう。

(中学校副校長 堀内雅人)

『ちはやふる』『トッポ』コラボの応援ムービーに、高校陸上部と和太鼓部が登場しています。

競技かるたに高校生活すべてを懸けながら成長していく姿を描いた青春マンガ『ちはやふる』が「トッポ」とコラボで、応援ムービー『すべての頑張るキミへ』(約4分)を完成させました。登場するのは明星学園高等学校の陸上部と和太鼓部の部員たち。もちろん、高校の校舎やグラウンドも登場します。(かるた部は他校です。)マネージャーへ、後輩へ、仲間へ。大切な想いを伝えます。是非ご覧いただき、多くの方にご紹介いただければと思います。 ⇒  こちら

高等学校陸上部と和太鼓部は、この夏、女子バスケットボール部とともに全国大会に出場します。こちらも是非、応援をお願いいたします。

(中学校副校長 堀内雅人)

明星学園中学校 高等学校

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