「個性尊重」
子どもたちはそれぞれの個性に生きています。個性が理由なく傷つけられたり歪められたりしたのでは正しい教育はできません。教育の原則はまずこの個性を十分に伸ばすことで、ひとりひとりの個性に即してきめ細やかな教育の方法が工夫されねばなりません。一人一人の個性に合わせて、伸ばすべき長所を伸ばし、補うべきことを支援していきます。
「自主自立」
子どもの自主性を重んじ自立的な態度を身に着けるためには、学び方も主体的であるべきです。自信に満ちた生活は自主性によって支えられます。創意、発見のある学習態度はそれを促進させます。明星で保障される自由は勝手気ままにふるまうことではなく、自己の確立に向かっての自由です。
「自由平等」
人は自由であり平等でなければならないということは子供たちの上にも無条件で当てはまります。子どもたち同士が平等であり、子どもと先生が平等であるように先生同士も平等なのです。何人も「強制」による束縛は受けません。自分が自由であるということは、他人の自由をも同等に尊重されねばならないことです。