ドラマクラブへスペシャルゲストが来てくださいました！
気持ちよく晴れた10月の最終土曜日に、劇団「風」から俳優の渋谷愛さんが遊びに来てくれました。明星学園ドラマクラブは、昨年の夏休みに、「風」さんの群馬県にあるアトリエへ合宿に行かせてもらっており、その時からつながっているご縁です。
この日は、渋谷さんと会うのは「はじめまして」という部員もいたのですが、子どもたちはすぐにうち解け、前から知っている先生のように、話しかけていました。渋谷さんのまとうやさしい空気の力かもしれません。
　
ドラマクラブで大切にしていることは、子どもたちの「伝えたい」「表現したい」という気持ちを育てることです。
クラブでは、子どもたち同士が互いの「つながり」を深めていく表現あそびや台本は使わずに即興で演じる活動を行っています。
　
　この日は、なんと渋谷さんも子どもたちの中に入って、一緒に活動してくださいました。活動を通して渋谷さんが繰り返し子どもたちに伝えてくださったことは、「相手のおもいを受け取る」ということです。
ボールトスのゲームでは、遊んでいるうちに、子どもたちがどうしたらラリーが長く続くか、どんなパスを出したら、次の相手が受け取りやすいか、を考え始め、動きがみるみる変わってきました。
その後、小グループで作った即興劇は「このままいくらでも（演技を）続けられる！」という言葉が飛び出すほど、言葉のキャッチボールがスムーズでした。「自分ひとりではなく相手と一緒につくっている」という気持ちが芽生えはじめた貴重な1日となりました。

渋谷さんへあてた、6年生部長のメッセージです。
渋谷さんとすごした3時間はとてもたのしくて、勉強になりました。また、劇団風のみなさんに会いたいです！
渋谷愛さん、本当にありがとうございました。

（ドラマクラブ顧問：ブレイン、入野）