明星学園

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お知らせ

ミニ遠足に…

先生ブログ
早いもので、一学期もそろそろ終わりですね。
小学校は来週から短縮授業に入ります。

そんな通常授業の最終日、2年生は遠足に出かけました。
本当なら先週の金曜日に出かけていたはずなのですが、先週は残念ながら雨…。
そうですよね。この梅雨の期間に出かけるのは至難の技です。
しかし緊急事態宣言が続いていたり、コロナ禍でも可能な遠足を模索していたりしたので、出かけるタイミングを逸していました。

そして、今日…
朝から小雨がぱらつくあいにくのお天気。
しかし今日を逃すと遠足すら実施できません。
これ以上子どもたちに「中止」という言葉は使いたくない気持ちもあり、担任の気合いの掛け声とともに出発です!

        

このミニ遠足、ねらいが二つあります。

一つはこのコロナ禍で子どもたちの遊びが十分に解放されていなかったので、広い場所で思い切り遊ばせたいという思い。
幸い、本校の裏門から出れば1分で井の頭公園に入ることができます。
そんな環境を利用しない手はありません。
そこで2年生は井の頭公園一周(半周?)の旅に出かけたのです。

学校を出発し、まずはジブリ美術館の裏手の公園に入ります。
そこから少し玉川上水沿いを歩き、井の頭動物園の方向に。
動物園には入らず、そこから京王線の井の頭公園駅の真下にある公園まで行き、そこでまとまった時間、遊んできました。

その間、子どもたちはいろいろなものをみつけます。
カタツムリ、カマキリ、ダンゴムシ…
ガクアジサイ、ユリ、エゴノキ…
コサギ、カイツブリ、カワセミ!
いろいろなものに出会うことができるのも、先人がこの地に学校を建てた恩恵の一つですね。

そしてもう一つのねらい。
今、2年生は国語の授業で『おおばこ』という説明文を読んでいます。
駐車場や人が踏み固めたような地面に生えている「オオバコ」という植物についての文章です。
せっかく勉強したので、実際にオオバコのたくさん生えているところに行って、オオバコ相撲でたくさん遊びました。

   

   

でも子どもたちは遊ぶだけではなく、読んだ文章の中で語られていたことを思い出します。
丈夫な筋や根のことなど、遊んでいる中で実際にオオバコに働きかけ、書いてあったことが事実であることを確かめるのです。
これも明星がねらっていることの一つなのです。
できるだけ本物に触れさせたい。体験させたい。
そのことが今日の遠足ではしっかりと結びつきました。