明星学園

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お知らせ

5年 伊豆大島見学旅行 2日目

先生ブログ
大島の自然に抱かれ、大島の文化と人々に出会い、にこにこ!

<5月26日(木)第2日目>
「おはようございます!」多くの子たちが元気に挨拶。
「朝からこんなに食べられない。残してもいいかな?」と遠慮がちに訊く子や「のりがめっちゃうまい!」とのりばかりを食べる子等、2日目の朝も気持ちが高揚している子どもたち。小学校に入って初めての学年でのお泊りですから当然です。コロナ禍でのお泊りで制約もありますが、しみじみ「実施できて良かったなぁ」と思いながら子どもたちの様子を見守りました。


明日の天気が雨ということで、2日目と3日目の予定を入れ替えることになりました。
8時半に、ホテルを出発して目指すは「地層切断面」。
バームクーヘンのような地層断面を見て「すごい!」「きれいだね!」「ほんとにバームクーヘンみたい!」と、写真を撮ったり、しおりにメモしたりしていた子どもたちでした。
 

バスの運転手さんが「ここのバス停は丸いバームクーヘンにフォークがさしてあるんだよ」と教えてくれて、子どもたちは「お~!」「かわいい!」「面白い!」と写真を撮って大喜びでした。

次は、「波浮港見学」。
波浮港は、火山の火口湖だったということ。港を見ながら江口先生のお話を聞きました。
その後、港を散策し、見晴らし台から港を眺めました。ここで火山が爆発したとは…。
 

その後、「筆島」に行きました。
「筆島」は、火山の名残りで海中から突き出た岩は、上昇してきた溶岩等がかたまったもの。長い年月を経て浸食されて残ったものだ、ということを江口先生から聞いたあと、もっと間近で筆島を見るために下りていきました。引き寄せられるかのように海を眺める子どもたち。後ろ姿に青春が。
 

そして、「砂の浜(さのはま)」で昼食と休憩をしました。
「砂の浜」を見た子どもたちは、「砂が黒い!」「真っ黒!」とびっくり。
「なぜ黒いか」というと、溶岩が長い年月かけて砕かれて砂になったものと火山砂が流れてきたものがあるからだそうです。
お弁当を食べたあと、波と戯れる子どもたちでした。


午後は、ふるさと体験館で「御神火太鼓(ごじんかだいこ)」と「椿染め」の体験。
前半は1組が椿染めで2組が御神火太鼓。1時間位行い、後半は入れ替えました。
どちらも、体験館の方の説明をしっかり聞いて叩いたり、染めたりする子どもたちの姿が見られました。
   

  
「御神火太鼓」では「かっこいい!」「もっと叩きたい」「面白かった!」など、子どもたちの満足した表情とつぶやきがありました。
「椿染め」では、輪ゴムで模様をつけました。「可愛い模様ができた」「お花の模様みたい」「こんなふうになるとは思わなかった!素敵」など、オンリーワンの作品に感激していました。
最後に、体験館の方々で「御神火太鼓~乱れ打ち~」を叩いてくださいました。子どもたちは身を乗り出し、叩き手がポーズをとると大きな拍手が湧きおこりました。伊豆大島に暮らす人々の自然や生活から生み出された和太鼓の力強さに一同大感激。体験館のみなさん、ありがとうございました。


大島の自然と文化を満喫した一日。ホテルに戻り、温泉につかり、待ちに待った夕食。
本日の夕食のメインは「キンメダイのしゃぶしゃぶ」。「どれくらいしゃぶしゃぶしたらいいの?」とか「6年生の友達から、キンメダイのしゃぶしゃぶがめっちゃ美味しかったって聞いてたから楽しみ!」など、大満足の夕食をお腹いっぱいいただきました。
 

夕食後は、お土産タイム。
「体験館で飲んだ明日葉茶おいしかった。やっぱりティーパックかな?!」とか「牛乳せんべい美味しい!」「椿油のヘアクリーム買って行こうかな。お母さんに」等など、友達に相談したり、近くにいる私たちに相談したり、楽しそうにお土産を選んでいました。



今夜は風が強く、明日の天気が心配ですが…。明日は明日の風が吹く。最終日は火山博物館と大島公園動物園。存分に学び、遊び、楽しみます。