あっという間に5月も終わりになります。連休があったせいかとても早い1ヶ月でしたね。

　さて、この数日は夏のような暑さになりました。校内の様子にも変化があり、道路側のフェンス沿いには、キンシバイが黄色い花を咲かせ始めました。またホタルブクロも咲き、校内が一気に賑やかになってきた感じです。

　　

　今年は校内のツツジがまだ咲き残っているのですが、世の中的には連休中が満開でしたね。おそらく周辺のクスノキやキンモクセイの木が大きくなり茂ったことで、日当たりが悪くなり時期がずれたのかもしれません。

　さて、先週から6年生に手伝ってもらい、ビオトープ（池）の掃除を始めました。現在池にはクロメダカやヤゴ、シナヌマエビやオタマジャクシなど、いろいろな生き物が棲息しています。ところが池の富栄養化が進んだせいか、糸状の藻類（アオミドロでしょうか？）が出始めています。またこの池の上にはクヌギの木があり、毎年たくさんの葉を落としています。そこでその糸状の藻類と落ち葉を少しずつ取っていこうというのが今回の計画です。

　

　これらを金属製の小さな網ですくっているのですが、ひとすくいすると必ずと言っていいほど生き物が入ってきます。特にヤゴの多さは相当なもので、それだけトンボがやってきて卵を産んでいるということがわかります。小さな池ですが、生き物が子孫を残していく意味では重要な役割を担っているのですね。
　今後も少しずつですが、校内の環境を整えていきたいと考えています。

　そうそう、先週末に池様子を見に行くと、なんとトンボが飛んできて、私の肩に止まりました。随分長い間止まっていたのですが、その後の飛び方を見ているとまだヨロヨロしている感じで、羽化したばっかりだったのかもしれません。池を掃除し始めたお礼かなって思うことにしました。