明星学園

トピックス(小学校)

お知らせ

修学旅行二日目

校長だより
 二日目は朝の散歩から始まります。「古都の宿むさし野」さんの目の前には「若草山」の芝生が広がっています。早朝のことでかなり冷え込んではいましたが,特別に鍵を開けてもらい,みんなでまったりとお散歩。早朝は鹿が少なく,残念がっていた子どももいましたが,急斜面を登り,高いところから奈良の街の朝の様子を眺めることができたのは,いい経験だったのではないでしょうか。(朝露に濡れた芝生に足を取られ,転がっている子も何人かいましたね…。)

    

 朝食を食べた後はバスに乗っての移動です。まずは現存する世界最古の木造建築「法隆寺」に向かいます。有名な五重塔や夢殿を見学し,次の目的地の「キトラ古墳」へと移動。壁画体験館では発見された石室の壁画を中心に学び,実際の古墳も見学します。この日も天気が良く,昼食のお弁当を食べた後は,広い芝生の庭で鬼ごっこをする場面も。解放された子どもたちの様子を見ていると,ここ数年の生活の制限が嘘のようです。マスクこそしていますが,こうやって伸び伸びできる旅行ができ,本当に良かったと思います。
 その後は「石舞台古墳」から「飛鳥寺」まで,稲刈りの始まった明日香路を歩きます。今年は近年登ることのできなかった「甘樫丘」にも登ることができ,再びバスに乗り「むさし野」さんに戻りました。

      

 夕食後は奈良で有名な「赤膚焼」体験です。長いことお世話になっている「小川二楽」さんに今年もお願いし,思い思いの「赤膚焼」を作りました。中には「焼き上がったらお父さんにプレゼントする!」といった子も。みんなとても集中して製作していました。体験終了後,入浴して就寝なのですが,そこかしこからヒソヒソ声で,「今日は〇〇時まで起きていようね!」といった会話が聞こえてきます。最後の夜なので気持ちはわかりますが,周りに迷惑をかけないようにしましょうね…。