明星学園

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お知らせ

第14回オーストラリア短期留学 〜第1日目・2日目〜

先生ブログ
様々な困難を乗り越えて、4年ぶりにオーストラリア短期留学(12日間)を実施できることになりました。
新型コロナ感染拡大に伴い、ありとあらゆる行事が中止になる中、この短期留学も例外ではありませんでした。国境を超えて交流するこのプログラムは、ただの学校行事よりもさらにたくさんの問題をクリアする必要がありました。
なんとか子どもたちにこのプログラムを経験させてあげたい。
その強い思いが、この短期留学を可能にしました。

参加する児童は、6年生23名(定員15名ですが、今回は特別に23名が実現しました)。本来は4年生、5年生対象のプログラムですが、この6年生はコロナの影響で、今まで参加する機会がありませんでした。そのため、卒業式後になりましたが、6年生で参加できることになりました。

第1日目
3月20日(月)
19:00
羽田空港第3ターミナルに集合。インフルエンザやコロナがある中、一人も欠席者を出すことなく集合できたのは、本当に素晴らしいことです。
スーツケースをチェックインし、出発前の記念撮影。誰一人緊張している様子がないのは、さすが明星の子どもたち。
最後に家族にお別れのハグをして、いざ出国ゲートへ!

自分たちでセキュリティーゲートを通過し、搭乗口へ。間もなく搭乗し、いよいよ出発。夜の東京に空高く舞い上がり、一路オーストラリア・シドニーに向かいました。
機内では「寝る」ことが義務でした。オーストラリアへの留学は、時差がほとんどないことが最大のメリットです。その代わり、行きの飛行機で寝なければ、翌日から始まる活動に大きな影響が出てしまい、体調を崩してしまう原因にもなります。
そこは、さすが6年生。興奮して眠れない子はいましたが、大騒ぎすることもなく、静かにきちんと過ごしていました。


第2日目
3月21日(火)
約10時間のフライトをこなし、無事にシドニーに到着。緊張の入国審査です。
オーストラリアの入国審査は、世界でも最も厳しいと言われるほど、食物や植物の持ち込みに規制がありますが、事前のオリエンテーションのおかげで、全員スムーズに通過することができました。空港職員方の温かい対応に、子どもたちは「オーストラリアの人たちみんな優しい〜〜〜!」と大喜び。周りの人に「ハロ〜〜〜!」と手をふりふり歩いていました。

無事に入国審査を通過した後、今回の旅でどうしても回避することができなかった、長い乗り継ぎ待ちです。約5時間も時間を潰さなければなりませんでした。コロナの影響で便数が減ってしまったのが原因です。空港で5時間も潰すのはなかなか大変なことです。子ども達は空港内を散歩して、お昼ご飯を購入したり、おもちゃ(!?)を購入して、時間を潰しました。WBCの準決勝がちょうど行われていたのも大きな助けになりました。大声を抑えつつ、サヨナラ勝ちに大盛り上がりして、空港で無事に5時間を過ごすことができました。

その後は国内線に搭乗し、アデレードまで約2時間のフライト。空港で、現地校のSarah先生と合流。ご挨拶をして、ホストファミリーが待つWoodend Primary Schoolへとバスで向かいました。時刻はすでに19:00。長い旅ももう直ぐ終了です。

学校に近づくと、遠くからでも待ってくれていたホストファミリーが手を振ってくれているのが見えました。子どもたちも即座に反応して、バスの中から大きく手を振り返して「ハロ〜〜〜!」。いよいよホームステイが始まるぞ〜!そんなワクワクとドキドキでいっぱいだったと思います。

バスを降り、ホストファミリーとご対面。時間が遅かったので挨拶に時間をかけず、名前を呼ばれた子から記念撮影をして、帰路につきました。

長い旅でしたが、さっきまで日本語が通じる仲間や先生がいました。しかし、ここからは、1人でホストファミリーの家族の一員となります。
明星のプログラムは、1人1家庭にホームステイをします。小学生にはとても大変なチャレンジです。しかし、Woodend校のホストファミリー(全家庭Woodend校の保護者)は、いつも我が子のように明星の子どもたちを愛し、お世話をしてくださいます。

オーストラリアでの留学生活が始まりました。明日の朝、どのような表情で登校してくるでしょうか。
まずは、最初の夜。がんばれ明星っ子!