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東大の特別講座を中学生と一緒に受講してきました!

中学校ニュース
東大の駒場キャンパスでは、「高校生と大学生のための金曜特別講座―東大で学んでみませんか?」が年間をとおし定期的に開催されています。受講者は一般の人でも、もちろん中学生でもかまいません。予約不要で無料です。今年度私が担当している「卒業研究」の授業の中で、「面白いテーマがあったら一緒に行ってみようか?」と9年生(中3)に声をかけたところ、4人の生徒が名乗り出ました。その時の授業テーマは『正義を実験する―実験政治学入門』。駒場キャンパスに到着すると2人の8年生(中2)にばったりと出くわしました。会場に入るとさらにこの春に中学を卒業した生徒の姿が。ほとんどが東大生と東大を目指す高校生の中にあって、明星学園中学生の比率のなんと高いことか。そして、昨日2度目の受講。テーマは『紫式部の肖像ー作者をめぐる伝説と日本古典文学』。面白い授業でした。生徒もしっかりノートにメモを取りながら授業を聞いています。「おもしろかったー」。そんな生徒の声を聴くと引率してきて良かったなと感じます。質疑応答での緊迫感も印象に残りました。中学生にとっても大きな刺激をもらったことだろうと思います。

今、中学校職員室入り口わきの掲示板には、さまざまなイベントの告知が貼ってあります。特に夏休み中には筑波大や東京女子医大の中高生向け特別授業など興味深い、そして無料で受講できるイベントがたくさんあります。明星生たるもの、さまざまなことに関心を持ち、自分の足や目を使って、実際に体験しながら自分の進む路を見つけていってほしいと思っています。自分のやりたいことが見つかっていない人、先ずは試しにやってみる、そんなときのきっかけとして利用してもらえればと思います。

(副校長 堀内)