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9年(中3)『卒業研究』、保護者ボランティアのみなさんの協力を得ながら「してみる計画検討会」を実施!

中学校ニュース
6月8日(土)3・4校時を利用し、9年生は「してみる計画」検討会を実施しました。ここで、現在の9年生の卒業研究の取り組み状況を報告させていただきます。
4月に各自テーマを決定、GW前には担当の先生も決定しました。しかし、テーマがまだ具体的な問いの形になっていない生徒が多く見られました。5月は「なぜ、自分はそのテーマを決めたのか?」もう一度、自分自身と向き合うことを求めました。問いを具体化するとともに、最終的に何を明らかにしたいかを言語化してもらいました。
そしてこの日の「してみる計画」検討会です。良い問いがあれば、おのずと仮説が立ちます。その仮説を検証するためには、どのような調査、取材、実験をしなければいけないか。たんに文献にあたるのではなく、まさに自分の手や足や目や耳を使って行動する、それこそが「してみる計画」です。そのためには、さまざまな方のサポートが必要になってきます。
この日、生徒は10の教室に分かれました。また、中学校の全教員が各教室に割り振られました。その上で、専門をお持ちの卒研ボランティアの皆さんがこの日は21名、学校まで足を運んでくださいました。
大学の研究者(東京工科大、東京外国語大、大妻大、目白大、一橋大、日大、東北大、元早稲田大)、恩賜上野動物園職員、裁判所、理化学研究所、元NEC専任エキスパート、小児科医、組織開発、システム開発、NHK、テクニカルライター、漫画家、エンターテイメントビジネス、絵画修復、国土交通省・・・。様々な分野のエキスパートの方々です。
9年生は夏休みを利用して、どんな「してみる計画」を実行できるでしょうか? 24年目を迎えた今年の卒業研究も本格的に動き始めます。

(中学校副校長 堀内)