明星学園

トピックス(中学校)

お知らせ

9年生、沖縄修学旅行に行ってきました。

中学校ニュース
7月1日(月)から5日(金)の4泊5日で、沖縄を満喫してきました。
沖縄の修学旅行の懸案事項は、台風ですが、台風には当たらず!気持ちのいい沖縄時間を体験することができました。

★1日目 首里城・ひめゆり平和祈念資料館へ
飛行機内の天気予報では、最高気温31度、湿度20%とのことでしたが、飛行機から降り立ってみたら、湿度はかなり高い!早速、亜熱帯の沖縄らしい気候を体験することになりました。

まずは首里城へ。
灼熱の太陽の日差しが降り注ぐ中、日影を選びながらガイドさんの解説を聞いて首里城を見学しました。日影で風が吹いていると、とても快適ですが、階段や坂が多くて、みんな汗びっしょり!それでも、王妃様が座る椅子の豪華さに感嘆したり、竜の爪の数が4本であることを発見したりして、楽しい時間を過ごしました。


次にひめゆり平和祈念資料館へ。
事前に『さとうきび畑の唄』を観た効果もあり(?!)、本当によくガイドさんの話にも耳を傾け、展示や元ひめゆり学徒隊の方の証言映像をじっくりじっくり見入っている9年生が多かったです。できれば、ガマの見学も入れてほしかったという声も。感想を書くコーナーには何人もの9年生たちが一生懸命、感想を書いていました。みんな、どんなことを感じて、書き綴ったのでしょうか。


そして、1日目の宿へ。
夕食はBBQ!まずは鉄板でゴーヤーチャンプルーを作ることからスタート。こちらの流儀は、まずお豆腐を炒め、それから薄くスライスしたゴーヤ、スパムをそれぞれ炒めてからチャンプルーするとおいしいとのこと。外で暑い!虫がいる!という悲鳴もあがりましたが、おいしいお肉あり、トウモロコシあり、エビあり!と食べきれないほどでした。


★2日目 東村のやんばる自然塾と恩納村で沖縄の自然・文化体験
2日目は、東村と恩納村に二手に分かれて、沖縄ならではの自然・文化体験です。東村では慶佐次川でカヌー&自然観察、東村の特産品であるパイナップルを使ったジャムづくりを。


恩納村では、三線、漆喰を使ったシーサー作り、紅型に分かれて体験してきました。


お昼を名護にある「御菓子御殿」で食べた後は、いよいよ伊平屋島へ。フェリーの大きさにみんなびっくり!1時間20分と時間がかかりましたが、みんな海を眺めたり、トランプをしたりとあっという間に伊平屋に到着です。


入島式
お世話になる32家庭の伊平屋の皆さんが出迎えてくれました。ドキドキしながら対面。そして、それぞれの民家に分かれていきました。


★3日目 終日、伊平屋島にて。
本日は、ほどよく雲もあり、最高の伊平屋島日和とのこと。午前中は米崎ビーチにて、海水浴を楽しみました。ライフセーバーの方がついてくださったおかげで、コバルトブルーの海を大満喫!


午後は、それぞれの民家で島を案内してもらったり、お菓子を作らせていただいたり。水産業を営むお家では、久米島の海で穫れたキハダマグロの解体を見せてもらいながら、中落ち部分をとる作業を手伝わせてもらっていました。私たちもおすそ分けしてもらいましたが、とてもおいしかったです。そして、夜には、真っ暗な場所まで連れて行ってもらい、星空観察をしたお家もあったようです。(天の川も見られたそうです!)


★4日目 伊平屋島から美ら海水族館、道の駅かでなへ
4日目にして、お天気は残念ながら雨。港で離島式の予定でしたが、急遽、大ホールに変更です。お家の人に送ってもらって車から降りてくると、「まだ帰らなくてもいい?」「伊平屋に残ってもいい?」と詰め寄ってくる9年生が続出でした。いい時間を過ごしてきたのだなぁとじーんときました。


見送りをしてくれている伊平屋の皆さんが見えなくなっても手を振り続けている子、お別れが寂しすぎてフェリーの中でもずっと泣きっぱなしの子も。どうかここでできた縁を大切にしていってほしいです。

本島に戻り、昼食後、美ら海水族館へ。
美ら海水族館は平日でもやはり人がたくさんでしたが、ジンベエザメの健康管理のために、臨時でエサをあげているところを見ることができました。キレイな色の魚や普段はなかなか見ることのできない深海の生物などを楽しく見学しました。


道の駅かでなへ
午後は、嘉手納飛行場が見える「道の駅かでな」へ。「広すぎて写真におさまりきらないよ~」「騒音をはかるモニターがある!」「あの飛行機は戦闘機?」「今、基地の中では何しているの?」なんて声も。ただ名前を聞くだけではなく、実際に見たからこそわかること、感じられることがあったようです。


★5日目 平和祈念資料館、そして国際通りでランチ&ショッピング!
最終日も小雨が降ったりやんだりなお天気。
まずは、平和祈念資料館へ。平和の礎を見てきました。雨が降っていたので、沖縄の方のお名前が載っているところを中心に見学。そして、平和祈念資料館へ。ここでも、9年生たちは食い入るように、当時の映像や写真、解説を見ていました。「時間が足りない!」という個人的には嬉しい声も。ぜひいつかまた自分で訪れてじっくり見て、感じて、考えてほしいです。


本当に最終日は飛行機の時間が決まっているので、過密スケジュール。最後は、お楽しみの国際通りでの自由時間です。私も自由時間を満喫してしまったので、写真はありませんが、それぞれ、安くておいしいソーキそばのお店を見つけたり、牧志公設市場(仮設)の2階で沖縄料理をいろいろ頼んだりして、沖縄を楽しんだよう。なかには「イラブ―汁(なんと1,800円!)」に挑戦したという強者も…。1時間30分という短い自由時間になってしまいましたが、みんな集合時間にはきちんと集まり、那覇空港へもゆとりを持っていくことができ、予定通り羽田に戻ってくることができました。

(9年学年主任 小畑)