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社会科小畑典子教諭の授業実践が『考える歴史の授業上』(地歴社)で紹介されました

中学校ニュース
この度、地歴社より『考える歴史の授業(上)』が出版され、中学校社会科小畑典子教諭の中2での実践「阿倍仲麻呂と鑑真が行き来した時代のアジアを年表で考える」が紹介されています。
本書では29本(上下で58本)の実践が取り上げられていますが、「まえがき」の一節を紹介します。

<この本は書名に示す通り、「考える歴史の授業」の実践報告集です。今でも日本の歴史授業の定番は教師の一方的な教え込み(チョーク&トーク)の授業です。それは生徒(児童)にとっては教師からの説明をひたすら理解し暗記することを強いられる授業です。「考える歴史の授業」は、そのような授業のアンチテーゼとして生み出されました。つまり、生徒が主体的に歴史を考え、調べ、話し合い活動や討論など意見交流をし、各自がそれぞれに自分の歴史認識を発達させ、歴史を科学的に探究する姿勢や意欲、能力を獲得していく授業です。>(加藤公明/楳澤和夫/若杉 温)

「生徒が主体的に考える」「意見交流」「科学的に探究する」等のことばは、明星教育を語るときの大切な用語でもあります。11月23日(土・祝)には小中公開研究会が開催され、全学年全クラスの授業を参観することができます。果たして目標や理想がどのような形で実現できているかどうか、是非生徒と一緒に授業を受け、共に考えていただければと思います。

(中学校副校長 堀内)