明星学園

トピックス(中学校)

お知らせ

国際交流クルーズの旅が始まりました!

中学校ニュース
今日(8月17日)から明星学園中学校と国際NGOピースボートがコラボして企画した「国際交流クルーズ」の記念すべき初めての旅が始まりました。

ピースボートは主に地球一周の船旅をとおして様々な国や地域に暮らす人々と直接顔の見える交流や国際協力活動を行うNGO。1983年に設立され、第一回クルーズから40年の間にのべ9万人の参加者と世界中200以上の港を訪問しています。

今回、明星学園中学校とピースボートが協力し、2024年8月16日から12月1日までの108日間で地球一周をする「Voyage118(第118回クルーズ)」の横浜〜シンガポール区間に乗船し、船の中や行く先々で国際交流を行うというプログラムが実現しました。横浜港で船に乗り込み、深圳、香港、シンガポールの3カ所を訪問し、シンガポールからは飛行機で東京に帰ってくる13日間のプログラムです(残念ながら台風のために横浜出航が1日遅れ、深圳の寄港地は今回取り止めとなってしまいました)。
参加者は8年生・9年生合わせて27名。大海原を越えた大冒険をレポートしていきます!

プログラムの詳しい日程や目的などは生徒に配布した「しおり(抜粋)」および「プログラムスケジュール」をご覧ください。

>>>国際NGOピースボートについてはこちら


【8月17日】 1日目
台風の影響で1日遅れのスタートとなりましたが、台風一過の青空が広がる中、総勢27名が横浜港大さん橋に元気に集合!

乗船してすぐやることは、避難訓練。ビデオを見て、その後自分が乗る救命ボートの場所の確認をしました。やはり海上に出るということは日常生活とは異なる「特別」なことでもあるのだなあと、船に乗る実感が湧いてきました。

このVoyage 118には、私たちの他になんと1500人以上の乗船者が地球一周するために同じ船に乗っています。年代も出身もさまざまな人たちとこれから12日間を同じ船で過ごしていくことになります。日本語を話さない乗客も多いため、船の公用語は4つ。避難訓練をはじめ、船内放送などあらゆるものが日本語・英語・中文(ピースボートでは中国語のことを中文と呼んでいます)・韓国語で流れていました。こうした一つひとつのことが新鮮に感じられます。

そしていよいよ出航です。
見送りに来てくださってお家の方たちに大きく手を振って「行ってきまーす!」




お昼を食べて、船内見学とオリエンテーション。
今回乗船するパシフィックワールド号は、14階もある大型客船です。ピースボート側のコーディネーターとして12日間を一緒に過ごしてくださるスタッフの畠山澄子さんと家田博美さん(通称:ベティ)のアテンドのもと、みんなで船内見学。シアターやプール、レストラン、ジムがあることを知り大興奮!(自由時間には早速、卓球をしたりカードゲームをしたりして楽しんでいました。)アイススタンドではバニラアイスは無料でもらえることに歓声があがりました。「(窓から海が見えてくると)思っているより船の速度、速いんだね」「結構、揺れるね」「(大海原を見て)こう見ると、地球は丸いことがわかるね」「この船はホテルというよりひとつの街のようだね」などなどいろいろな声が聞こえてきます。









オリエンテーションの最後に、今の自分の気持ちをそれぞれが付箋に書きだしてみんなで共有しました。
「いろいろな施設があって楽しみ!」「いろいろなところに行けるのが楽しみ!」「スタッフの方がたくさん話しかけてくれて嬉しい!」「大きな船にワクワクする」「やっぱりネットが欲しい…」「ちょっとホームシックかも…」「船の揺れに酔いそう…」


お互いドキドキワクワクしつつも、ちょっぴり不安な気持ちもそれぞれあることを知ることができました。みんなでたくさんのことを分かち合いながら、濃い時間を共にできるといいなと思っています。

これからの12日間、どんな出会いが待っているのか、数日おきではありますが、こちらでレポートしていきます。どうぞお楽しみに!

(国際交流クルーズ引率:高山・小畑)