明星学園

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オーストラリア短期留学 前半プログラム活動報告

中学校ニュース
 週末はホームステイ先の家族と楽しい時間を過ごせたようで、現地校でのプログラムが18日(月)よりスタートしました。まずは朝礼に参加させてもらいましたが、この学校は日本語の授業があるので「こんにちは」のお出迎え。その後は図書館の中にある教室で留学担当の先生から説明を受け、校内見学へと向かいました。現地入りした金曜日は20:30を回っており、ホストファミリーとのマッチアップ時は暗かったため、初めて学校の様子が分かることになりました。今回案内をしてくれたのは小学6年生、一生懸命に練習したであろう日本語での説明でした。担当してくれた彼らにとっても、思い出に残る時間になってくれていたら嬉しいです。

 
 この学校では、10:30から50分間の休み時間が始まります。ホストファミリーが用意してくれた昼食を美味しくいただいていました。中を見させてもらいましたが、サンドイッチやフルーツの家庭が多かった印象です。また現地の子どもたちは積極的に声をかけてくれるので、写真にもあるように、明星生の周りには自然と輪が出来ていました。低学年の子が何を話しているか、感じ取ってあげようとする彼らの姿は、お兄さん,お姉さんのようでした。交流という点においては、全く心配なさそうです。



 現地の子どもたちが受けている日本語の授業にも参加させてもらいました。グループワーク中、「明星生が日本語を教えているけれども、実は自分たちも英語を教わっている」という外から見ると面白い光景でした。今では明星生同士の会話は英語によるものが増えており、私への挨拶も日本語ではなくなりました。英語を使用する環境に身を置くことで、子どもたちの意識も変化してきています。



 また現地の子どもたちに向けたプレゼンテーションも前半プロジェクトの一つとなります。最初は不安もあって満足のいく発表とはならなかったようですが、最後は伸び伸びと発表ができており、子どもたちを上手く巻き込んでいました。早いものでプロジェクトは折り返しに来ていますが、前半を終えてホストファミリーからの電話連絡は1件もありません。「まだ日本に戻りたくない」という声も聞こえますし、彼らなりに新天地でも上手くやれているようです。現地でやり残すことが無いように、それぞれの目標を意識して後半も取り組んで欲しいと思います。


(福元)