夏の特別企画『みんなで哲学対話をしよう!』を実施しました!
中学校ニュース
8月5日に夏の特別企画『みんなで哲学対話をしよう!』を実施しました。
7年生の授業で実施している哲学対話。今回の特別企画は新渡戸文化学園の中学生、明治大学の学生を明星学園にお招きし、一緒に哲学対話しました。
学園と新渡戸文化学園の先生合わせ総勢30名という人数が集まり、この日は2つの教室に分かれて対話をすることになりました。対話をするテーマはそれぞれのチームで決めていきます。私のチームでは、「友だちとは何か?」「争いはなぜ起こるのか?」など30個以上の問いが挙げられました。それらを黒板に提示し、みんなでそれらの問いを眺めます。そして、気になる問いについて提案者に意図を聞きながら、これから対話をする仲間と共に深めたい問いを決めていきます。私たちのチームで決めたのは、「『大丈夫』という言葉に、正しい使い方はあるのか?」です。
いよいよ対話のスタート。まずは、今の気持ちについて一言ずつ話してもらい場の空気が温まったところで対話を始めていきます。「大丈夫?ってっ聞かれることがあるけど、声をかけてくれる人は本当に解決してくれようとしてるのかな?」「確かに、大丈夫?って聞くとき、心配はしてるけど何か手伝おうという気持ちはそれほどないかもしれないなぁ」「結構、無責任な言葉だったりするのかな?」「でも、私は“大丈夫?”って聞かれて安心した経験があるよ」「確かにそれも言える」「“大丈夫?”っていう言葉は挨拶みたいなものなのかな?」「あなたと繋がりたいですっていうサインみたいなものだったりして」
こうした対話が40分ほど続きました。参加者が、知識ではなく自身の経験を言葉にして、様々な見方を交換しました。対話が終わった後は、新渡戸文化学園の中学生、明治大学の学生がお互いのことについて話をしながら交流を深める姿が印象に残ります。11月には新渡戸文化学園の皆さんが企画する「哲学対話」へ参加する予定です!
探究活動を通じて他者と出会い、言葉を交わし、ひとつの問いについて考えを深めることができる、とても貴重な体験でした。新渡戸文化学園の皆さん、明治大学の学生の皆さん、ありがとうございました。
総合探究科
新坂彩子
7年生の授業で実施している哲学対話。今回の特別企画は新渡戸文化学園の中学生、明治大学の学生を明星学園にお招きし、一緒に哲学対話しました。
学園と新渡戸文化学園の先生合わせ総勢30名という人数が集まり、この日は2つの教室に分かれて対話をすることになりました。対話をするテーマはそれぞれのチームで決めていきます。私のチームでは、「友だちとは何か?」「争いはなぜ起こるのか?」など30個以上の問いが挙げられました。それらを黒板に提示し、みんなでそれらの問いを眺めます。そして、気になる問いについて提案者に意図を聞きながら、これから対話をする仲間と共に深めたい問いを決めていきます。私たちのチームで決めたのは、「『大丈夫』という言葉に、正しい使い方はあるのか?」です。
いよいよ対話のスタート。まずは、今の気持ちについて一言ずつ話してもらい場の空気が温まったところで対話を始めていきます。「大丈夫?ってっ聞かれることがあるけど、声をかけてくれる人は本当に解決してくれようとしてるのかな?」「確かに、大丈夫?って聞くとき、心配はしてるけど何か手伝おうという気持ちはそれほどないかもしれないなぁ」「結構、無責任な言葉だったりするのかな?」「でも、私は“大丈夫?”って聞かれて安心した経験があるよ」「確かにそれも言える」「“大丈夫?”っていう言葉は挨拶みたいなものなのかな?」「あなたと繋がりたいですっていうサインみたいなものだったりして」
こうした対話が40分ほど続きました。参加者が、知識ではなく自身の経験を言葉にして、様々な見方を交換しました。対話が終わった後は、新渡戸文化学園の中学生、明治大学の学生がお互いのことについて話をしながら交流を深める姿が印象に残ります。11月には新渡戸文化学園の皆さんが企画する「哲学対話」へ参加する予定です!
探究活動を通じて他者と出会い、言葉を交わし、ひとつの問いについて考えを深めることができる、とても貴重な体験でした。新渡戸文化学園の皆さん、明治大学の学生の皆さん、ありがとうございました。
総合探究科
新坂彩子