明星学園

トピックス(中学校)

お知らせ

【8年生】探究実践 ~Mitakaみんなの防災に行ってきました~ 

中学校ニュース
探究実践の授業の中で行っている「みたか探索プロジェクト」の活動の一環として、11月5日(火)にMitakaみんな防災を訪問しました。三鷹市の課題から「防災」を選んだ4チームと一緒に現地を訪問しました。はじめに、代表を務める大倉さんから三鷹市の防災対策についてお話をしてもらいました。その時に分かったことが以下となります。

① 三鷹に大地震が発生したときに、この場所がすべての防災に関しての中心になる
② 自助(地震が起きたときは自身で自分のことを守ること)、共助、公助の大切さ
③ 吉祥寺パルコを歩いていたときに、大地震がきた。その時あなたはどう行動するか?
→正解は後半に書きました。最後までお読みください。
④ 日常的に食べているものを多めに買って、また買い足す(ローリングストック)
⑤ 建物の中(元気創造プラザ)には約2万人分の非常食が備蓄されている
⑥ 秋には総合防災訓練の実施
⑦ 夏休みに1泊2日の防災キャンプの実施

 

三鷹市では防災に関するさまざまな取り組みが行われていることがわかりました。例えば、毎年3月に元気創造プラザにて大きなイベント「防災フェスタ」を開催しています。
大倉さんは「防災っていう言葉を聞くと、つまらない、大変だと感じる人が多いと思います。私たちは防災って楽しい、楽しみながら知識を身に付けるということをモットーにしています。」と話していました。
 大倉さんのお話のあと、生徒たちからいくつか質問が出ました。例えば、「Mitakaみんなの防災が抱えるいちばんの課題とは何ですか。」という質問に対し、「能登半島地震のような大地震が起きた時はみんなが地震に対しての備えをするけど、日が経つにつれて人々はそのことを忘れて油断してしまう。そうしたら防災に対する意識が薄れてしまうから、いつでも備えをしているように呼びかけが必要なのです。どうしたら継続して防災の意識を持たせることができるのかが私たちの課題です」と述べていました。
 その後、分かったこと①で書いた防災に関しての中心となる、防災司令本部(写真右)に案内をしてもらいました。そこには、三鷹市全体を見渡せるカメラと三鷹駅が映し出されているカメラがありました。災害が起きた時にいち早く、被害の状況を確認できる体制になっているそうです。
 ところで分かったこと②の答えは分かりましたか。正解は「建物の中に入る」(ガラスや看板が倒れてくる可能性があるため)でした。建物から離れるのが正解かと思いきや、なんと建物の中に入るのが正しいそうです!
 以上、みたか探索プロジェクトのフィールドワーク報告でした。以下に各クラスのプロジェクト発表会の日程をお知らせします。ご覧になっている皆様、ご都合がよろしければぜひ足を運んでください。よろしくお願いいたします。

総合探究科
松本知広

発表日時:
1組 12/3(火) 11:10-12:15
2組 12/3(火)  9:10-10:15     
3組 12/9(月) 10:10-11:15
4組 12/5(木) 13:55-15:00

発表場所:明星学園小中学校(井の頭キャンパス)新校舎2階 イチョウのホール