明星学園は、1924年(大正13年)5月15日、赤井米吉、照井猪一郎をはじめとする4人の創立同人により小学校を開設しました。当時の管理主義的画一教育から子どもたちを解放し、子どもの個性や自主・自立を尊重することを目的に、建学の教育理念として「個性尊重・自主自立・自由平等」を掲げ、児童数21名、教員数4名でスタートしました。
小学校開設のとき入学した最上級生の卒業にあわせ、1928年(昭和3年)に中学部(旧制中学校)と女学部(旧制高等女学校)を開設し、園長赤井米吉の招聘に応え上田八一郎が中等部部長(校長)として着任しました。
これら中学部、女学部は、第二次大戦後の学制改革のなかで、男女共学の中学校と高等学校に改組され、今日ある小学校・中学校・高等学校の体制になり、12年一貫教育を整えました。