明星学園

社会科(地理歴史科・公民科)

1)10年次の社会


必修世界史A
前半は、大航海時代に始まるヨーロッパを軸にした世界の一体化についてみていきます。主に近代社会を特徴づける2本の柱(資本主義経済の成立と民主主義の理念を反映した政治の成立)について扱います。後半は、帝国主義・ナショナリズムなどをキーワードに20世紀の二つの世界大戦と東西冷戦に焦点を当てて、現代社会の成り立ちを俯瞰し、11年・12年次の歴史学習につなげていきます。
現代社会
近年、世の中で注目を集めている話題を取り上げ、「平和」という言葉をキーワードとして現代社会の仕組みについて学ぶと同時に、3年間の社会科学習の基礎を身に付けることを目指します。ただ知識として政治や経済の仕組みを学ぶのではなく、授業の中で疑似的に体験することによって、それらを肌で感じることを重視します。また、「文章を書く」という課題を積極的に取り入れ、自分の考えを適切な言葉で表現できるようになることも目指します。

2)11年次の社会


必修日本史A
「二つの世界大戦」を中心に、戦争と日本について事実を踏まえたうえで、戦争が現在の私たちにどのような影響を与えているのか理解します。また授業の中では、日本が近代化していく過程で、当時の人々はどのような歴史的選択を行ってきたのか、多様な意見を提示しながらディスカッションを行うこともあります。社会や歴史における多様な意見を共有することを通して、自分なりの考えを育み、歴史的思考を養う機会としたいです。
コース別必修日本史BⅠ
11年の必修授業と平行して、主に、政治・経済史を中心に学習します。大陸の端の島国である日本は、多くの民族や文化の影響を受けつつ独自の社会を創りあげてきました。今、私たちが受け継ぐもの・育てたいものが何なのか、古い時代を学ぶ中で考えます。11年では原始社会から中世までを学習範囲とします。受験科目として日本史を活用する生徒を対象とはしていますが、社会や歴史に興味を持つ生徒にとっても意味のある授業であると考えています。
世界史BⅠ
古代・中世社会を通史で学習します。序章:先史の世界、第一章:オリエントと地中海世界、第二章:アジアの古代文明、第三章:東アジア世界の形成と発展、第四章:内陸アジア世界の変遷、第五章:イスラーム世界の形成と発展、第六章:ヨーロッパ世界の形成と発展、第七章:アジア諸地域の繁栄
自由選択倫理ⅠN
この科目は「倫理」で扱われる「ギリシア思想」「世界宗教」「日本思想」を中心に取り扱います。この世界の在り方と哲学のはじまりについて学ぶことを通して、既存の考え方を見直すきっかけをつくり、意見交換や提出物などで自己の考え方を表現できるようになることを目標とします。また、自己と他者の価値観の相違を発見・容認し、多様な価値観について自分なりに考えることで、知識だけではない学びを体験することができるだろうと考えられます。
哲学N
対話を通じて物事を根本から考えてみます。当たり前に思っていたことが、考えを突き詰めていくとぽっかりと穴の開いたような不思議(アポリア)が待ち構えている。ソクラテスら古代ギリシアの人々の対話に倣い、集団的に考えを追求する楽しさとともに、自分自身の探求の道標を見出してほしいです。

3)12年次の社会


コース別必修日本史BⅡ
中世以降を中心に扱います。11年の日本史A、日本史BⅠと合わせて日本史の通史を網羅します。日本の政治・社会・経済の仕組みがどのように変遷してきたか各権力者の思惑や当時の状況を鑑みながら歴史的思考を養うことを目標とします。ただ歴史的事実を覚える授業ではなく、「なぜその出来事が起こったのか」ということに注目しながら、出来事の原因・理由をきちんと理解できるようにします。受験科目として日本史を活用する生徒を対象とはしていますが、社会や歴史に興味を持つ生徒にとっても意味のある授業であると考えています。
世界史BⅡ
11年生の学習の続きとして、教科書目次の第Ⅱ部の構成部分(第8章「アジア諸地域の繁栄」から第14章「帝国主義とアジアの民族運動」)を学習します。11年生で「世界史Ⅰ」を履修していない生徒も履修できます。
選択必修倫理Ⅱ
この科目では「倫理」で扱われる「西洋近現代哲学」を中心に取り扱います。近現代哲学者の思想を学ぶことによって、世界の思想潮流をつかみ、現代を生きる我々との思想の関係を理解することを目指します。また、生徒が様々な思想を自分なりに受け止め、「考えること」を通して現代の社会や自己の問題を考える足がかりにすることができると考えられます。
政治経済
この科目は、民主主義・資本主義を大きな柱とする政治経済分野について、時事問題を踏まえながら、網羅的に取り上げます。本授業ではセンター試験・私大一般入試の問題演習を中心として、知識をただ受け入れるというだけでなく、獲得した知識の活用方法を身につけることを目指します。従って直接的には「政治経済」を受験科目として用いる生徒を対象とするが、社会科学系の学部・学科に進学を希望している生徒にとっても、大学で学ぶことになる社会科学における論理的な物事の考え方に触れるよい機会になると考えられます。
自由選択倫理ⅠN
上に同じ。
哲学N
上に同じ。