Q11:明星学園小学校からの内部生と中学校から入学する生徒の割合はどのくらいですか?また、クラス分けはどうするのですか?
A:生徒の割合は、年度により多少の差はありますが、中学から受験で入学する生徒が約65%になっています。中学校は原則36人学級4クラスですが、4クラスとも内部生と中学校からの生徒の混合クラスです。
Q12:12年一貫教育となっていますが、中学校から入ることで困ることはないでしょうか?
A:生徒はすぐに慣れ、全く心配はいりません。学びにおいて自由に自分を表現できる内部生の子どもたちは、外部生にとって安心して意見を言える雰囲気を作ってくれます。また逆に、中学校から入ってくる多くの外部生との出会いは、内部生にとって大きな刺激となり、自分の世界を広げるチャンスを作ってくれます。ご安心ください。
Q13:明星学園では独自教材を使っていると聞きました。他の学校で学習していることがわからないといったことにはならないのでしょうか?
A:明星学園ではただ暗記するだけの勉強ではなく、「自分の頭で考え、仮説を持つ。自分の考えを人に伝え、また他の生徒の考えを聞き、思考を深める」といったプロセスを大切にします。そのために、各教科とも独自のカリキュラム・教材を持っています。大切なことにはじっくり時間をかけます。これらの力は、新しいこれからの時代、グローバル化したIT社会においてますます必要になってくるものです。ただし、覚えること、結果としてのできることをおろそかにしているわけではありません。基本的な知識なしに「深く考える」ことはできません。英検や漢検は教科としても推奨し、生徒も前向きに取り組み、実績をあげています。
Q14:深く考えるということはとても難しいことだと思います。授業についていけない場合、補習等の体制はあるのでしょうか?
A:基本的に課題に取り組む姿勢ができていれば、授業についていくことはできます。ただし、「わかる」と「できる」は違います。年間5回の報告書では、提出物や小テストの状況、授業での様子を含め教科ごとに詳しい報告があります。もちろん理解が不十分であったり、課題の提出ができていない場合は補習を含め、細かく日常的に補いを行っていきます。
Q15:高校へは全員内部進学できるのですか?
A:原則として全員を内部進学させますが、3年次に欠席数が授業日数の1/3を越えた場合、学校での生活態度が極めて問題のあった場合は、進学を認めません。また、授業についていくことが厳しい生徒については、段階的な指導の上で、進路変更を考えてもらうことがあります。
ただし、学校としては中学校に入学した生徒については全員を高等学校に内部進学させることができるように、一人一人を大切に指導していきます。
Q16:おとなしくて、なかなか自己主張の出来ない子なのですが、大丈夫でしょうか?
A:明星というと、「明るく元気」というイメージがあるかもしれません。しかし実際には、様々な子がいます。休み時間は一人で静かに本を読んでいるのが好きな子、ぼーっとしているのが好きな子もいます。そういう子が変に干渉されず、自分の時間を持ちながらみんなと一緒にいられるのが明星学園です。
ただ、自己主張ができる人間になってほしいというのは明星の目標でもあります。いやなことはいやと言えなけれなならない。おかしいと思ったらおかしいと言えなければならない。ただ、どう表現するかは一様ではありません。
実は明星の授業の方法は、これを鍛える中身を持っています。入学当初はなかなか自分の考えを言えない生徒もいるかもしれません。でも心配いりません。自由な雰囲気の中できっと成長していきます。むしろ、人の話を聞く前に、自分は自分はと自己主張する(本当の自己主張とは言えません)子の方が、その後の成長を考えるとき心配なくらいです。
Q17:心理カウンセラーはいますか?
A:特に心理カウンセラーはおいていません。専門のカウンセラーに任せるのではなく、すべての教員がそれぞれの視点から生徒の内面と向き合うことを大事にしています。ただし、話しづらいことについては、相談の窓口として保健室の養護教諭がおります。また、学年主任と養護教諭は情報交換を密にしており、必要な場合は専門のカウンセラーをご紹介することもあります。
Q18:芸能活動をすることはできますか?
A:特に規定があるわけではありません。学校生活の中心は授業です。勉強を疎かにして外での活動を中心に行うということは認められません。ただし、勉強への取り組みをきちんとする生徒については、できうる限り協力、応援します。計画的に時間を使い、担任の先生と相談しながら学業と芸能活動を両立させていた卒業生はたくさんいます。
Q19:入学したら、スポーツの試合等で欠席することは可能ですか?
A:公式戦が土曜日に組まれることは多くなっています。中体連に加盟しているクラブの大会で欠席する場合は、公欠扱いとなり、欠席にはなりません。
Q20:クラブ活動は全員参加なのでしょうか?
A:通学時間の長い生徒や習いごとをしている生徒もいるため、全員参加とはしていません。ただ、中学校には多様なクラブがあります。同じ趣味、関心のある生徒が集まり、学校生活の中で大切な居場所の役割を果たしているクラブ、高校生と活動し、都大会やさらに全国大会を狙うクラブまでさまざまです。学園生活を満喫するためにも生徒には入部を勧めています。
Q21:どのようなクラブがあるのですか?
A:詳しくは
「部活動」のページをご覧ください。また、学園HPの
「部活動ニュース」には、生徒の活躍が紹介されています。
Q22:大会等で実績を上げているクラブはありますか?
A:2019年度に都大会以上に進出したクラブに陸上部と弓道部があります。和太鼓部は全国大会の常連となっている高校生と一緒に活動しています。また、アンサンブル部は中高合同クラブとして高い水準の演奏会を開いています。
Q23:都大会や全国大会を目指す生徒は特別な生徒なのですか?
A:弓道部はほぼ全員が中1で初めて弓を手にします。また、アンサンブル部も和太鼓部も初心者を前提に練習が始まります。「ふつう」の子どもが「子どもらしい」興味関心を持ち、「ふつう」に努力し、「あたりまえ」の悩みを持ち、成長していく。これが明星学園の学びであり、クラブ活動においても同じです。
Q24:お昼ご飯はお弁当持参ですか?
A:原則としてお弁当を持ってきていただきます。ただ、学校にはお昼休みだけ開業する売店があり、朝のうちに注文票を出しておくと、高校の食堂から届けてくれます。日替わり弁当、ハンバーグ弁当、唐揚げ弁当をはじめ、おにぎりやサンドウイッチなどの軽食を注文することができます。お忙しい時など、ご利用ください。