明星学園

理事長挨拶

「個性尊重」「自由平等」「自主自立」



ごあいさつ
2018年7月 理事長 平田 和孝

1924年(大正13年)、この三鷹の井の頭の草深き大地に産声を上げました明星学園は、4年前の5月15日、お陰様で創立90周年を迎えることができました。
この明星学園は、94年前、井の頭公園近くの敷地は干坪の麦畑に百九坪の校舎、生徒は1年生から3年生までの21人、そして4人の教師で船出しました。
明星学園の教育の真髄は言うまでもなく、当時、国際的な教育運動の思潮の中で国内的には「大正自由教育」と呼ばれた、教育運動の流れと共にありました。
明星学園が、今日を迎えることができましたのは、建学の同人、赤井米吉、照井猪一郎、照井げん、山木徳行の4人が掲げた「個性尊重」、「自主自立」、「自由平等」の教育理念とその後の懸命な実践でありました。
そして、建学の同人たちが目指した、児童生徒中心の新しい教育の在り方を、時代を超えて支えてくださった多くの保護者、卒業生、そして地域の方々のおかげでもあります。
今日、明星学園は、グローバル化した現代にあって、この自由教育の歴史と伝統を引き継ぎ、更なる飛躍と発展を遂げるために、次の創立100周年をめざし、皆様の期待に応えるべく一層の精進をおこなっているところです。
明星学園は、小学校から高等学校まで、多様な個性、資質を持った児童生徒が、それぞれの段階で、入学してまいります。成長過程も、生活環境も違う子どもたちが、「自由」な校風の中で、「個性」をぶつけ合い、切磋琢磨して、交わり、明るくのびやかに育っております。そして明星学園は、この先どのような社会状況になろうともたくましく対応できる「自主自立」の力を体得させるべく、学園一同力を合わせ、懸命に日々の教育実践を行っています。
どうか、このホームページをはじめ、学校説明会、体験教室、その他学園行事等を通じまして、明星学園の更なるご理解をいただけるとありがたく思います。