照井猪一郎先生 語録

大草美紀(資料整備委員会)

照井猪一郎先生 語録
 〝強く正しく朗らかに〟 ――明星学園の合言葉――
 自主自立は人の意思を強く鍛える。個性尊重は、人権不犯の原則で、正しい人格はこれに根ざす。自由平等は人間の生を明朗にし、人類に永遠の平和を与える。
父母会で 1933年(昭和8)
 〝教育は真剣勝負だ〟
 良く勉強する教師でなくては授業は出来ない。常に腕を磨くべきだ。それをしない教師は落第だ。
(職員室で 戦後)
 〝歩(あゆみ)をすすむれば近遠(ごんのん)にあらず〟
 おい!! ちょっと。みんな聞けよ。いい言葉じゃないか。理想に向ってあゆみ続けることが問題なんだよ。理想が遠い近いか、そんなことぁ、問題じゃないんだ。
千倉合宿研究会で 1959年(昭和34)3月
 〝自由に歩かせよ〟
 いつまでも子ども扱いにするなよ。目を放してはいけないが、手を放してやれ。彼等を自由に歩かせ、考えさせ、突き当らせれば必ずその中に本物を掴む。
PTA会報『道』63号 1964年(昭和39)

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