明星学園

《教育方針》

1)自然から学ぶ力を育む

前庭にはビオトープや昆虫が寄ってくる植物が植えてあります。身近な生き物との出会いの場です。「みいつけた」という自然観察の活動は、後に系統的に学ぶ自然科学の大切な視点を手に入れます。

2)考える力を育む

知識だけをただ単に教えるのではなく、常に「なぜ?」を探求する中で、経験に根ざした知識を学びます。それらは、知恵となり発展的な考え方を身につけることができます。

3)表現する力を育む

絵や歌、体育などの活動の他、国語などあらゆる場面で子どもたちの表現活動を大切にしています。学んだことを再表現することにより、より深い認識を創り上げることにもなります。

4)社会を創る力を育む

クラスや学年の仲間と、あるいは異学年の仲間たちと、授業や行事などで協力し合い、集団で成し遂げていく心地よさ、楽しさを大切にしています。好き勝手な振る舞いではなく、自主自立、個性尊重・自由平等の考え方が、ここに生きていきます。

《授業の特徴》

1)体験

高学年の子どもたちでもまだまだ五感を通して様々な事柄を認識する力が残っています。百聞は一見にしかず。五感を通しながら、抽象的な概念や法則の学習へ導きます。

2)対話

答えを覚える学習ではなく、対話を通して、常に探求し続ける姿勢で学びます。友だちの意見を相互浸透させることにより、より本質的な理解を深めることができます。

3)綴る(ノート)

「みいつけた」による自然観察は、自分自身で自然に働きかけ、発見したこと、心が動かされたことを綴ります。こうしたことの積み重ねにより、様々な授業場で、自分自身で積極的に対象に働きかけ、考えたこと、感じた事を表現することができるようになります。

4)表現

日常的な授業では、子どもたちに表現する楽しさを味合わせることを大切にしています。マット運動発表会、音楽会や国語で扱った作品の朗読発表会、学習発表会(劇)など、1年を通してたくさんの発表の機会を用意しています。