明星学園

《国語》

読む・綴る・表現する 優れた日本語の担い手を育てる

国語
明星学園の国語科が育てたいのは、豊かな想像力・思考力・認識力を育む言語力です。だからこそ、教科書にとらわれず、まずは優れた詩や物語との出会いを授業の場に用意します。そして、子どもたちがのびのびと語り合い、心の動きを綴り、お互いに聞き合います。また仲間と力を合わせ、演劇や朗読などの立体的な表現を創り上げます。このように、子どもたちの表現を育て、認識を育て、芸術観を育てる。つまり、人間を育てる国語です。

《算数》

五感を使い、みんなの考えでたどりつく算数のしくみ

算数
算数の学びは、覚えることが重要なのではありません。しくみが「わかった」という喜び、そのしくみを使えるように「できる」喜び、そしてなにより、そのしくみをみんなで「分かち合える」喜びが必要なのです。本校では、五感をたくさん使って、数や量・形のしくみをみんなで探究していきます。答えは一つでも、そこにたどり着く考え方はたくさんあります。みんなで分かち合った算数のしくみは、一生の宝となることでしょう。

《英語》

使える英語力の素地を育てます

英語
子どもたちが今後生きていく社会では、国内外を問わず、英語の運用能力が生き方に強く影響することは間違いありません。そこで、彼らの将来にわたり、より広い職業的・社会的選択肢を保証するためにも、小学校段階での英語の経験的な学習・活動が必要だと考えます。授業では、子どもたちの年齢に応じた活動を通して5技能(listeninig/speaking/talking/reading/writing)に触れながら、英語でのやりとりを積み重ね、「使える」英語力を構築させていきます。

《総合》

自然に学ぶ〜みつけ・感じ・考え・表現し・話しあう〜

総合
1、2、3年では、自然や社会に関する基本的な事象は総合科で学びます。 この時期の子どもたちは、身近な自然や人間に働きかけることで心を動かし、積極的にものごとを認識していきます。見る、聞く、触れるなどの五感を通して具体的な事実をいっぱい知っていくことが、この時期の子どもたちにとって大切なことだと考えています。そして、そのことを言葉や文章にして伝え合うことで、仲間と学び、言葉を獲得していきます。

《体育》

3つの力で運動文化の主人公に

体育
「やってみたい!」「できるようになりたい!」という教材を用意すれば、子どもたちはどんどん挑戦し始めます。また教師主導ではなく「技のポイントを見つける」機会と「教え合いをする」機会を保障すれば子ども同士の学び合いの中でお互いを高めより確かに質高く技術を習得していきます。ただ単に上手くなるのではなく「ともにうまくなり」「ともに楽しみ競い合い」「ともに意味を考える」事を大切にしています。

《音楽》

音楽の持つ美しさに触れ 共感と自己表現を育みます

音楽
上手に歌うことだけを目的にするのではなく、音楽に感動することで、表現への欲求を高める授業を行なっています。
子どもたちの持つ純粋な感性は、さまざまな音楽に触れる中で、歌詞やメロディーとリズムなどに反応して、その魅力をすぐに理解します。少し難しい歌であっても、高い音をだしたり、複雑な音程を歌ったときに心地よさや楽しさを覚え、さらに新たな表現に挑戦するようになります。
授業を通じて、みんなと一緒に感動を共有することによって、自分自身の表現がさらに豊かなものになります。

《工作》

素材体験とものづくりの基礎

工作
工作科でとりあげる素材は、紙、フエルト、粘土などから木や石、金属に至るまでさまざまです。それぞれに魅力的で個性的な特質を持つ素材と対話しながらイメージを形にしてゆくとき、子どもたちは素材と触れる中で自分自身とも出会うことになります。ものづくりの基礎的な技術を獲得しながら頭と手の働きを統合し、素材を通して自然やものを考える姿勢と豊かな感性を育みます。

《美術》

表現する喜びを知り、豊かな想像力と創造力を育む

美術
生活の中での体験や空想したことなどを表現することで、子どもたちの心を解き放ち、色・形・空間のとらえ方や表現方法を学ぶことで、より豊かな表現を引き出すことができます。  美術科のカリキュラムは、「みて描く」「生活を描く」「もよう」「物語の絵」「造形・工作・その他」の5つの領域に分かれており、各学年の課題に繰り返し組み込まれています。6年生では集大成としての卒業制作の課題に取り組みます。

《理科》

理科
明星学園では、理科を自然科学を教える教科として位置づけています。そこで教える内容は、雑多な個別の事実ではなく、自然の中の基本的な事実や法則が学べるものを厳選し、教材を豊かに用意しています。授業の方法には科学の方法を取り入れ、課題に対して子どもたちが自分の仮説を立て、それをもとに討論で考えを深め合い、最後に実験をして何がそこからわかったのかをはっきりさせていく、という形態をとっています。

《社会》

より自分や人類、日本や世界、地球の事を考える社会科

社会
地球史から学ぶことで、地球史の中での人類史の位置や地球史上の一生物として意識します。私たち自身がいくつもの絶滅を逃れ受け継がれてきた進化であり、奇跡の命であるかを実感します。人類や日本の歴史に入っても遺跡や出土物という証拠を通して学び、遺跡見学や土器・矢じりづくりや鉄づくりなど体験することも大切にしています。今の日本や世界・地球の事を自分で考えられる所まで目指します。