小学校
先生コラム
【5年生】3の倍数
5年生の倍数の授業をご紹介します。
「3の倍数」に入る前に、これまで学んだ「2の倍数」「5の倍数」「4の倍数」について振り返りました。
「480」「128」「3210」「270」…たくさんのカードが黒板に貼られました。
「2の倍数は〇、そうでないのは×に分けてみて!」の声に、ハイ!ハイ!ハイ!
バッチリ分けることができました。
「2の倍数は一の位が偶数だったら2の倍数!」と自信をもって答える子どもたち。素敵です。
5の倍数、4の倍数も同じように分けて、振り返りをした後、本日のお題、「3の倍数!」。
子どもたちが、3の倍数を0、3、6、9、12、15、18、21、24、27、30…と挙げ、そこから分かることを発表しました。
「偶数と奇数が交互にある!」
「3ずつ増えている!」
「3で割り切れる!」
その後、授業者がカードを3の倍数と、3の倍数でないものとに分けていきました。そして、ここで、子どもたちに、今日の授業のメインである質問が、投げかけられました。
「237は3の倍数です。タイルやタイル図で3の倍数と分かるように説明してください」
タイルを切って説明したい子は、タイルを手に取りました。
ノートにかく子はノートを広げました。
一人で考える子は一人で、友達と一緒に考える子は席を移動してもOK。
自分のスタイルで考えました。
次のようにタイルを切って3の倍数を説明した子がおり、みんな納得。
さらに「576は3の倍数です。前に発表してくれたやり方と違う切り方でタイルを切るとしたら、どんなやり方があるか考えてみよう」という課題が!
果敢に挑戦していた子どもたちですが、残念! 時間切れになってしまいました。
この続きは、明日。どんなタイルの切り方が出てくるのか、楽しみです。
(副校長 伊野)