【7年生】八ヶ岳登山に行ってきました!

7月22日。国立駅でバスに乗り込み、いよいよ八ヶ岳登山行事が始まりました。初めての宿泊行事に浮かれまくる子どもたち。バスの中は耳が痛いほどの盛り上がりです。美濃戸口に到着し、お弁当を食べ、出発式を行いました。学年外の先生たちの紹介をし、実行委員生徒が挨拶をしたら1班から順番に出発です。

 

山小屋まで約3時間半、苔むす森を抜けたり川を越えたりしながら歩みを進めます。日陰に入ると涼しいものの、山の下の方はまだまだ暑く、歩くととにかく汗が流れます。しかし今年の7年生たち、体力のある子が多い!何度か休憩を入れ、水分補給に気をつけながらどの班も大きく遅れを取ることなく無事に赤岳鉱泉小屋に辿り着きました。


標高2200mの山小屋はさすがに涼しく、汗を拭いて着替えると意外にさっぱり。部屋でのんびりしたり談話室で漫画を読んだり将棋をしたり、思い思いに過ごしました。班長さんたちは班長会議を行い、班員たちに伝える連絡事項や山小屋での過ごし方を確認します。自分たちで気づいたことを挙げてもらうと「ぜんそくの人がいるのに部屋の枕を投げている人がいる」「ゴミを散らかしたまま片付けてくれない」「大騒ぎをしていて休みたい人が休めない」などなど、早くもわんさか出てきました。改めてどうやったらみんなが気持ちよく過ごせるかを確認し、班長はそれを班員に「伝える」だけでなく、「協力してもらう」という役目を負い、自分の部屋に戻っていきました。


夕飯はハンバーグ。たくさん歩いてたどり着いた小屋での夜ご飯、格別だったことでしょう。21時の消灯後は教員が部屋の前に張り付いていましたが、予想より早く寝息を立て始める部屋が多かったようです。

二日目、いよいよ硫黄岳山頂を目指す日です。前日に体調不良を訴えていた子たちも元気を取り戻し、なんと小屋待機が一人も出ず全員が出発!地元の山岳ガイドさん・山岳レスキューの方々が早朝から合流し、帯同してくださいました。まずは森林地帯の細い登山道をひたすら上を目指して上がります。急な斜面のきつい登りです。


「もう無理~」「いつになったら休憩なの?」いろんな声が漏れながらも励まし合いながら2時間ほど登ると、気づけば周りの木々はグッと背が低くなり、ぽっかりと開けた部分からは遠く青空に映える稜線の姿が!「わあ~!」「すごーい!」思わず歓声が上がります。遠くに麓の街並みも見えました。


さらに少し進むと急に木がなくなり、森林限界を迎えたと思うと大きく開けた稜線の「赤岩の頭」に到着です。ぐるっと周りの山々が見渡せる素晴らしい展望を楽しみながら一息入れました。ここまで来たら頂上まではあと一息。下を見ると足がすくむような岩場を乗り越え、広い硫黄岳の山頂に到達しました!


記念撮影をして頂上の向こうの硫黄岳山荘まで下り、お昼を食べ、元来た道を戻って赤岳鉱泉小屋まで帰りました。

この日の夜ご飯はお待ちかね、ステーキ!山小屋でこんなに豪勢な食事が出てくるなんてびっくりです。自分の足で頑張って歩いたあとの食事はさらに特別だったことと思います。

いよいよ最終日、下山です。部屋を片付けて山小屋の方々にお礼を言い、班ごとに連なって美濃戸口へと出発しました。登りと比べて下山の早いこと!疲れが出たり足が痛かったりと心配な生徒もいましたが、念のため用意した車を使うことなく、全員が元気にバスの待つ登山口に自力で歩いて帰りつきました。


無事下山し、バスまで戻ってきたみんながいい顔をしていました!「あんなところに登ってきたなんて信じられない」「自分って、こんなにできるんだ!」降りてきた子のうち何人かが口にしていた言葉です。


この3日間、子どもたちは本当によく頑張りました。臨機応変に対応してもらう場面も多くありましたが、特に班長を中心に子どもたち同士でコミュニケーションを取ってよく対応していたと思います。歩くのが辛くなってきた班のメンバーを励ましながら一緒に歩いたり、率先して部屋の片付けをしたり、困っている友だちを助けたりと本当に優しく支え合う場面をたくさん目にしました。しんどくてもう無理、と思っても自分の感じる限界を超えてチャレンジできるのがみんなで登る良さなのだなと改めて感じました。
改めて、保護者のみなさまのご理解、ご協力をありがとうございました。

7年担当 高山

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