サイエンスクラブ「昆虫標本つくり」

9月15日(祝・月)サイエンスクラブでは昆虫標本づくりに挑戦しました。

午前:井の頭公園で虫とり
午前中は、すぐ近くの井の頭公園へ。
都会の真ん中にありながら緑豊かで、多様な昆虫が生息しています。
途中、木の洞にできた野生のミツバチの巣を発見。
ちょうどスズメバチが巣を襲いに来ており、ミツバチたちが協力して追い払っていました。
その動きが本当に見事で、みんなで動きを合わせ、さざ波のように威嚇する姿は、まるで絵本『スイミー』のようです。
ミツバチたちも気がたっていて、危険なので早めに退散しました。

午後:標本づくり
午後は教室に戻り、いよいよ昆虫標本づくり。
まずは展翅板づくりからスタートしました。チョウなどの標本は展翅板を使って形を整えます。


子どもたちはそれぞれ、昆虫の「見せ場」を意識しながら作成していました。
中でも印象的だったのは、ある6年生が作っているカミキリムシ。
翅(はね)を広げ、今にも飛び立ちそうなポーズです。触角の先まで丁寧に仕上げていました。

今後は乾燥させたあと、透明樹脂に入れて固める作業に挑戦する予定です。
完成が楽しみです。


(サイエンスクラブ担当 是恒)

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