小学校
先生コラム
2年生 国語「おてがみ」
(アーノルド・ローベル作 三木卓訳)
がまくんとかえるくんのお話。
『ふたりはともだち』の中にある「おてがみ」を2年生で学びます。
お手紙をもらったことのないがまくんの為に、内緒で手紙を書くかえるくん。その手紙をかたつむりくんに託すのですが…。お手紙は、なかなか配達されません。がまくんとかえるくんは、かたつむりくんが運んでくるお手紙を、二人で今か今かと待っているというお話です。
お話を聞きながら、子どもたちは、がまくんがお手紙を一度ももらったことが無いことにびっくり。「え!一度ももらったことがないの?!」「かわいそう!」などと思わずつぶやく子どもたち。
かえるくんが手紙を書いている場面では、「かえるくん、優しい…」などのつぶやきが。かえるくんが、かたつむりくんに手紙を渡すところでは、「え!?」という声と、「どうして、かたつむり!」というつぶやきと、クスッという笑いが起こりました。
がまくんとかえるくん、どちらが何を言っているのか分かるように、かぎかっこの上にシールを貼りました。
がまくんとかえるくんの関係やユーモアを、どんなふうに読んでいくか。楽しみです。
(副校長 伊野)