小学校
先生コラム
5年生 木工の授業 「木箱作り」
5年生 工作の授業の様子
工作科はものづくりの基礎を経験する教科です。
5年生の子どもたちが「木箱づくり」を行っています。5月の連休明けからおよそ2か月かけてコツコツと丁寧に制作をしてきました。今は仕上げの作業に取り組んでいます。どの子も、ものつくりを楽しみながら夢中になって取り組んでいました。
もともとは一枚の平面な板だったものを四角い立体の箱に仕上げていきます。完成までの一連の作業には、さまざまな技術が必要です。その技法を順番に学んでいきました。
≪木の箱づくりで学習する主な技法と作業内容≫
①計測・・・定規をつかって寸法を測り印をつける。
②切断・・・のこぎりや、電動いとのこぎりで板を切断する。
③接合・釘打ち・・・金づちで釘を打ち、木と木を接合する。
④切削(せっさく)・・・棒やすり木を削る。
⑤研磨(けんま)・・・紙やすりで角や表面を磨く。
⑥穿孔(せんこう)・・・きりで穴をあけ、持ち手や留め具を取り付ける。
これらの技法を一つ一つ丁寧に学び、木の箱を完成させていきます。
箱が完成に近づくととてもうれしくなりますね。困ったときは工作科担当の中島先生に相談したり、グループの友達にたすけてもらったりして、クラスみんなで作り上げていく姿がみられました。
長い時間をかけ苦労して作ったもの、自分の手を通して作りあげたものにはそれだけ思い入れと愛着がわいてきますね。
(入学広報部 冨田)