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1年生 総合「ポシェット作り」~平織りの仕組みを感じる~

先生ブログ
ポシェット作りは、金づちで釘を打って織り機を作り、道具の使い方に慣れ、平織の織物を仕上げる教材です。
まずは織り機を作るところからスタート。
ベニヤ板1枚、角材2本を渡しました。
板の上下端に角材を固定するために、ベニヤの側から釘を打ちます。
すでに「ビー玉ころがし」を作った1年生は、このくぎ打ちも慣れたものです。
それができると、次はたて糸を張るための釘を、順に打っていきます。
釘は半分ぐらい打ち込んで、半分ぐらいが出ているように打ちます。この加減が難しいところです。
 
釘がすべて打ち終わったら、たこ糸をピンと張っていきます。これがたて糸になります。
このたて糸の張りが弱いと、後で横糸を編んでいくときにうまくできません。
なるべく、たるまないように引っ張りながら糸を張っていきました。

さて、ここまで出来たら、いよいよ平織の開始です。
毛糸を80cmから90cmぐらいに切り、杼(ひ)につなげます。
これが横糸になります。毛糸の色を変えていくと縞模様ができます。どんな色で編んでいくかは子どもたちの自由です。
「上、下、うえー、したー・・・」と交互に毛糸をくぐらせて織っていきます。この地道な作業を何度も何度も繰り返します。
仕組みが分かると楽しいものです。
どの子も夢中になって織りこんでいきました。
次第に一枚の布が出来上がっていくのです。
 

 

最後まで織れたら、釘からたて糸を外して半分に折ってポシェットにします。
世界に一つだけのポシェット。苦労して作ったポシェット。だから愛着がわく。
仕組みが分かる学びはとてもは大切ですね。

1年生の作文より
べにやいた と かくざい で おりきを するのがたのしくて、
なぜかというと くぎと かなづちで べにやいたと かくざいを のりでくっつけて、 
かなづちと くぎで つくってたら、みんなのトントン ドトドトっていう おとが きこえて、
みんな おなじ たいみんぐで  おもしろかった。  

きのうは、そうごうで おりきに せんをはったよ!
きょうは、おりきに けいとで つくりはじめたけど なんかいもしっぱいした。
だけど、やすみじかんとか のこりあそびもできるから こんどはうまくいくようにがんばるね!

きょう、はたおりをするのが たのしかったです。
とちゅうで おわっていないけど やっとはたおりができて よかったです。
くろと みどりと ちゃいろのいろで どんなばっくが できるのか たのしみです。