明星学園

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お知らせ

修学旅行一日目

校長だより
 今年も6年生が修学旅行として奈良に行ってきました。
 思えばこの修学旅行,コロナが流行してからも中止にはなっておらず,継続して行ってきました。
 出発前の東京都の感染者数は夏に比べれば随分と減り,それでもPCR検査を実施した上で行くなど,念には念を入れての出発となります。

 東京駅に集合した子どもたちは,既に興奮気味。それはそうですよね。この2~3年,色々な場面で活動が制限されてきました。
 しかしこの修学旅行は野外の活動が多く,奈良県のバックアップ体制もあり,コロナ前とほぼ変わらないプログラムを実施することができます。ですので,奈良の三日間を存分に楽しむことができるのです。

 京都駅で近鉄特急に乗り換え,まず向かうのは「平城宮跡」。「平城宮跡」は、和銅3年(710)に藤原京より遷都された平城京の中心であった宮跡。1998年2月に「古都奈良の文化財」として、世界遺産に登録されました。朱雀門や第一次大極殿など,復元された建物もありとても見応えのある場所です。

    

 この日はとても天気が良かったので,広い広い「平城宮跡」を歩いていると,Tシャツ一枚でも汗をかいてきます。集合場所で配られた葛アイス(アイスバー)の美味しいこと!

 「平城宮跡」を後にした6年生は近鉄で奈良駅に向かい,そこから「春日大社」に向かいます。この「春日大社」も1300年ほど続く神社で,世界遺産にも登録されています。日が傾きかなり冷えてきた中,子どもたちはおみくじを引いたり,お土産を買ったりと,充実した一日を過ごしました。
 その「春日大社」にほど近い「古都の宿むさし野」さんが今回の宿泊場所で,修学旅行で泊まるには少々贅沢な旅館です。純和風な空間で夕食のメニュー,すき焼きを食べ,希望者は夜の散歩に出かけました。行った先は「東大寺」の「二月堂」。山の斜面にあるこの「二月堂」からは奈良の街の夜景を眺めることができます。こういう活動も修学旅行ならではの活動ですね。散歩から帰り,一日目は就寝となりました。(子どもたちはこの後がお楽しみ?)