12年間明星学園に通って思うこと☆
先生ブログ
6月17日(土)に、高校キャンパス内・黎明ホールで「明星で育った高校生に出会う会」が行われました。
明星学園小学校、明星学園中・高等学校で12年間を過ごした、現12年生11人が集まってくれました。
〇自己紹介を兼ねて、頑張っていることや興味のあることなどを一言ずつ語ってくれました。
「陸上を頑張ってます!」「明星祭の実行委員をやってます」「美大を目指して頑張ってます」「小中学校時代の自分が反面教師になってます」「クラス代表をやっています」「学校の外だけれどダンスをやってます」「ドイツの姉妹校に行ったり、韓国語のスピーチで賞をもらいました」「大人と哲学対話やっています。合気道もやってます」など。
〇「小学校時代良かったところは?」という質問に、それぞれが自分の言葉で表現しました。
「高学年で1つの方向性を決める時、意見が割れたりすると多数決で決めることが多いと思うが、一人一人の意見が尊重される。本当の民主制みたいなものがあったなぁと思う。」
「考える機会をもらえた。家庭も決められたルールを押しつけることは無かった。学校もルールを押しつけることが無かった。」
「発表する場が沢山あった。小学校の卒業論文や中学校の卒業研究、授業の中でのプレゼンテーション。そして、小中高の中で必ず頼れる先生が現れてくれた。」
「規則に縛られない。いい意味で自由。」
「人との距離が近い。温かい。」
「先生との距離が近い。小さい頃から大人に意見が言えた。先生にも言いたいことが言える。」
「一人一人で考えることもあるが、グループワークも多い。コミュニケーション能力が身につく。12年間明星学園に通っている子たちはコミュニケーション能力が高いと思う。」
「中学で荒れてたけど、小学校からの友達に支えてもらった。笑いながら、語り合えるのが嬉しい。」
「意見交換したり、みんなの考えを紡いで結論を出したりするところ。恩師と言える人がいること。」
「失敗できること。高校生になると失敗できない局面が増えるけれど。小さいときに失敗をたくさんして、それをみんなが認めてくれて、それがいい。」
〇「塾っていつ頃から行き始めた?」という質問には…。
「小学校、中学校は塾に行っていませんでした。高校2年生から塾に行き始めました。最初の模試で2,3割しか取れなかったので、明星の授業だけでは足りなかったのかと落ち込みましたが、取れなかったのは模試の出題形式に慣れていなかっただけ、ということが分かりました。通い始めてしばらくたつと模試にも慣れ、ある程度結果を出すことができ、明星で学び方を学んでいたんだ、という実感がわきました。塾に行くと、皆同じ方向でガシガシ勉強していて、そういう子たちと自分を比較して落ち込むことがあります。ですが、学校に来ると、勉強だけでなく、色々な方向で頑張っている友達が沢山いて、友達と自分を比べる必要が無く、充実した毎日を過ごしています。」
「小・中学校では塾に行っていませんでした。高校2年生から塾に行き、模試で3万人中下から3番目でびっくりしました。学校の勉強はできていたのに、受験勉強には太刀打ちできないのか、と思いました。が、しばらく通っていると出題形式に慣れてきて、それなりに模試でも力を出せるようになってきました。総合型選抜で大学にチャレンジする人が増えているのですが、小学校の「みいつけた」が、その選抜の土台になっているような気がします。「みいつけた」は、自然界の生き物や植物などに着目して、自分で何かをみつけることが大事にされ、みつけたものを観察して、記録したり、友達に伝えたりします。どうやって伝えるかと言うと、発表したり、ノートに絵を描いたり、文章を書いたりと、色々な方法で伝えます。そういう経験が総合型選抜に生きている、と思います。
このように自分の言葉で語ってくれました。全体会の後は、グループに分かれて、話しをすることができました。
参加された保護者の方からは、沢山の感想をいただきました。その中から一部、紹介させていただきます。
・現役明星生のありのままの意見を聞くことができ、皆さんの自律と自立している話しぶりに感動しました。特に皆さん一人ひとりの洞察力の高さに驚き、良いことも苦しかったことも話してくださったことに感謝です!忙しい時に時間を作ってくださりありがとうございます。
・本日はありがとうございました。すべてに学びがあり、充学した時間でした。小学校は自分を見つめる、探す、そして考えることをとにかく時間をかけて育てていきたいです。
参加して下さった3年生の保護者の皆さま。ありがとうございました。
心身共に成長した12年生の姿を見ることができ、感無量でした。自分の進路を切り拓くために「いつも元気でにこにこ」力を発揮してほしいです。応援しています!
(小学校 副校長 伊野)
明星学園小学校、明星学園中・高等学校で12年間を過ごした、現12年生11人が集まってくれました。
〇自己紹介を兼ねて、頑張っていることや興味のあることなどを一言ずつ語ってくれました。
「陸上を頑張ってます!」「明星祭の実行委員をやってます」「美大を目指して頑張ってます」「小中学校時代の自分が反面教師になってます」「クラス代表をやっています」「学校の外だけれどダンスをやってます」「ドイツの姉妹校に行ったり、韓国語のスピーチで賞をもらいました」「大人と哲学対話やっています。合気道もやってます」など。
〇「小学校時代良かったところは?」という質問に、それぞれが自分の言葉で表現しました。
「高学年で1つの方向性を決める時、意見が割れたりすると多数決で決めることが多いと思うが、一人一人の意見が尊重される。本当の民主制みたいなものがあったなぁと思う。」
「考える機会をもらえた。家庭も決められたルールを押しつけることは無かった。学校もルールを押しつけることが無かった。」
「発表する場が沢山あった。小学校の卒業論文や中学校の卒業研究、授業の中でのプレゼンテーション。そして、小中高の中で必ず頼れる先生が現れてくれた。」
「規則に縛られない。いい意味で自由。」
「人との距離が近い。温かい。」
「先生との距離が近い。小さい頃から大人に意見が言えた。先生にも言いたいことが言える。」
「一人一人で考えることもあるが、グループワークも多い。コミュニケーション能力が身につく。12年間明星学園に通っている子たちはコミュニケーション能力が高いと思う。」
「中学で荒れてたけど、小学校からの友達に支えてもらった。笑いながら、語り合えるのが嬉しい。」
「意見交換したり、みんなの考えを紡いで結論を出したりするところ。恩師と言える人がいること。」
「失敗できること。高校生になると失敗できない局面が増えるけれど。小さいときに失敗をたくさんして、それをみんなが認めてくれて、それがいい。」
〇「塾っていつ頃から行き始めた?」という質問には…。
「小学校、中学校は塾に行っていませんでした。高校2年生から塾に行き始めました。最初の模試で2,3割しか取れなかったので、明星の授業だけでは足りなかったのかと落ち込みましたが、取れなかったのは模試の出題形式に慣れていなかっただけ、ということが分かりました。通い始めてしばらくたつと模試にも慣れ、ある程度結果を出すことができ、明星で学び方を学んでいたんだ、という実感がわきました。塾に行くと、皆同じ方向でガシガシ勉強していて、そういう子たちと自分を比較して落ち込むことがあります。ですが、学校に来ると、勉強だけでなく、色々な方向で頑張っている友達が沢山いて、友達と自分を比べる必要が無く、充実した毎日を過ごしています。」
「小・中学校では塾に行っていませんでした。高校2年生から塾に行き、模試で3万人中下から3番目でびっくりしました。学校の勉強はできていたのに、受験勉強には太刀打ちできないのか、と思いました。が、しばらく通っていると出題形式に慣れてきて、それなりに模試でも力を出せるようになってきました。総合型選抜で大学にチャレンジする人が増えているのですが、小学校の「みいつけた」が、その選抜の土台になっているような気がします。「みいつけた」は、自然界の生き物や植物などに着目して、自分で何かをみつけることが大事にされ、みつけたものを観察して、記録したり、友達に伝えたりします。どうやって伝えるかと言うと、発表したり、ノートに絵を描いたり、文章を書いたりと、色々な方法で伝えます。そういう経験が総合型選抜に生きている、と思います。
このように自分の言葉で語ってくれました。全体会の後は、グループに分かれて、話しをすることができました。
参加された保護者の方からは、沢山の感想をいただきました。その中から一部、紹介させていただきます。
・現役明星生のありのままの意見を聞くことができ、皆さんの自律と自立している話しぶりに感動しました。特に皆さん一人ひとりの洞察力の高さに驚き、良いことも苦しかったことも話してくださったことに感謝です!忙しい時に時間を作ってくださりありがとうございます。
・本日はありがとうございました。すべてに学びがあり、充学した時間でした。小学校は自分を見つめる、探す、そして考えることをとにかく時間をかけて育てていきたいです。
参加して下さった3年生の保護者の皆さま。ありがとうございました。
心身共に成長した12年生の姿を見ることができ、感無量でした。自分の進路を切り拓くために「いつも元気でにこにこ」力を発揮してほしいです。応援しています!
(小学校 副校長 伊野)