100周年目に入学する子どもたち
校長だより
1.小学校の入試が終わりました
今年も11月に入ってすぐ、小学校入試が行われました。今年受験する子どもたちは、記念すべき100周年の年に入学する子どもたち。といっても入学考査自体が変わるわけでもなく、いつもの通り明星学園での学習や生活を存分に楽しむことができる子どもたちに入学していただきたいと思う願いからの考査であります。この先、急な引っ越しや保護者の転勤などで出入りがあるかもしれませんが、今の所は来年度も順調にスタートを切ることができそうです。来年度の一年生はどんな学年になるのか、今から楽しみですね。「いつも元気でニコニコ」の一年生に育っていってほしいと思っています。
11月は子どもたちが直接関わることのない入試があったり、土曜日に登校する公開研究会があったりと、変則的なスケジュールになり、子どもたちもリズムを作るのが難しいかもしれません。保護者のみなさまにはそのような変則的なスケジュールに対応していただき、たいへん感謝しております。
さて、昨日は5年生が社会科見学で加曽利貝塚に出かけました。明星の子どもたちは博物館などに行くと、とても熱心に調べるので、きっと今回もいろいろと学び、本物に触れてきたことでしょう。帰ってきてからの「新聞づくり」の出来栄えも楽しみなところです。そして3年生は月曜日に高尾山に登ります。タイミング的に美しい紅葉を見ることができるといいですね。
そして11/25には公開研究会が行われます。久しぶりにリアルに開催できることになりました。普段からわれわれが研究してきている教科や教育観など、学外の先生や教育関係者にご覧いただき、忌憚のないご意見をいただくことで、さらに明星学園の教育を深いものにしていきたいと思っております。小学生にとっては土曜日に登校することにはなりますが、学外の方にぜひ自慢の「明星っ子」をご覧いただきたいと思っています。
2.季節の移り変わり
前の部分でも触れましたが、標高の高いところではすでに紅葉が始まったり、早いところでは終わったりしています。3年生が登る高尾山はちょうどいい時期なのではないでしょうか。学内に目を移すと、正門にあるサクラは毎日たくさんの葉を落としています。その隣のイチョウは実を落とし、葉はやや黄色みが強くなってきました。グラウンドにあるイチョウももう少しすると真っ黄色に染まり、その葉をすっかり落とすことになるでしょう。最近は朝に正門周辺の落ち葉を掃除してくれる子どもたちもいて、それはとても気持ちのいい場面なのですが、この先はサクラに加えイチョウやプラタナスの大きな葉も落ち、落ち葉集めも大変になってきます。そして悩むのはビオトープの脇にあるクヌギの落ち葉です。落ち葉がハラハラとビオトープに入っていってしまい、ビオトープはどんどんと浅くなっていってしまいます。どこかで一度たまっている泥をさらわないとなりませんね。
さて気温も下がり本格的に冬がやってきました。そして気がつけば今学期の残りもあと1ヶ月ほど。ここから学期末に向けて幾つかの発表があるでしょうし、レポートやテストといったまとめの課題も増えていきます。楽しいクリスマスやお正月を過ごすことができるよう、今学期のことはしっかりと終わらせておきましょうね。
3.ほんのちょっとの紹介
11月に入り、江戸川区に新しい施設ができました。その名も【魔法の文学館】です。別名【江戸川区角野栄子児童文学館】とあるように角野栄子さんの作品や功績を中心に集めた児童文学館です。建物は有名な隈研吾さんによる設計で、その中には『魔女の宅急便』(角野栄子作・林明子絵・福音館)の舞台になった「コリコの町」も再現されているそうです。明星生にも愛されているこの『魔女の宅急便』。読んでから【魔法の文学館】に行くか、【魔法の文学館】に行ってから原作を読んでみたいという気になるか。どちらもありだと思います。シリーズにもなっているので、ぜひ手にとってほしいですね。
そしてその角野栄子さんのお嬢さんが描いている『ブンダバー』。(くぼしまりお作・佐竹美保絵・ポプラ社)こちらもたくさんの明星の子どもたちが読んできている本です。くぼしまりおさんには数年前に講演に来ていただいたこともあります。【魔法の文学館】が完成したことで、そんな明星ともつながりの深いお二人のことを思い出しました。
そして今日は保護者の方々にも「ほんのちょっとの紹介」。角野栄子さんが13歳のお嬢さんのくぼしまりおさんとブラジルに行った時の旅のエッセイ『わたしのもう一つの国:ブラジル、娘とふたり旅』です。(角野栄子作・ポプラ社)角野さんらしい子育ての考え方が表れている作品といえるのではないでしょうか。
今年も11月に入ってすぐ、小学校入試が行われました。今年受験する子どもたちは、記念すべき100周年の年に入学する子どもたち。といっても入学考査自体が変わるわけでもなく、いつもの通り明星学園での学習や生活を存分に楽しむことができる子どもたちに入学していただきたいと思う願いからの考査であります。この先、急な引っ越しや保護者の転勤などで出入りがあるかもしれませんが、今の所は来年度も順調にスタートを切ることができそうです。来年度の一年生はどんな学年になるのか、今から楽しみですね。「いつも元気でニコニコ」の一年生に育っていってほしいと思っています。
11月は子どもたちが直接関わることのない入試があったり、土曜日に登校する公開研究会があったりと、変則的なスケジュールになり、子どもたちもリズムを作るのが難しいかもしれません。保護者のみなさまにはそのような変則的なスケジュールに対応していただき、たいへん感謝しております。
さて、昨日は5年生が社会科見学で加曽利貝塚に出かけました。明星の子どもたちは博物館などに行くと、とても熱心に調べるので、きっと今回もいろいろと学び、本物に触れてきたことでしょう。帰ってきてからの「新聞づくり」の出来栄えも楽しみなところです。そして3年生は月曜日に高尾山に登ります。タイミング的に美しい紅葉を見ることができるといいですね。
そして11/25には公開研究会が行われます。久しぶりにリアルに開催できることになりました。普段からわれわれが研究してきている教科や教育観など、学外の先生や教育関係者にご覧いただき、忌憚のないご意見をいただくことで、さらに明星学園の教育を深いものにしていきたいと思っております。小学生にとっては土曜日に登校することにはなりますが、学外の方にぜひ自慢の「明星っ子」をご覧いただきたいと思っています。
2.季節の移り変わり
前の部分でも触れましたが、標高の高いところではすでに紅葉が始まったり、早いところでは終わったりしています。3年生が登る高尾山はちょうどいい時期なのではないでしょうか。学内に目を移すと、正門にあるサクラは毎日たくさんの葉を落としています。その隣のイチョウは実を落とし、葉はやや黄色みが強くなってきました。グラウンドにあるイチョウももう少しすると真っ黄色に染まり、その葉をすっかり落とすことになるでしょう。最近は朝に正門周辺の落ち葉を掃除してくれる子どもたちもいて、それはとても気持ちのいい場面なのですが、この先はサクラに加えイチョウやプラタナスの大きな葉も落ち、落ち葉集めも大変になってきます。そして悩むのはビオトープの脇にあるクヌギの落ち葉です。落ち葉がハラハラとビオトープに入っていってしまい、ビオトープはどんどんと浅くなっていってしまいます。どこかで一度たまっている泥をさらわないとなりませんね。
さて気温も下がり本格的に冬がやってきました。そして気がつけば今学期の残りもあと1ヶ月ほど。ここから学期末に向けて幾つかの発表があるでしょうし、レポートやテストといったまとめの課題も増えていきます。楽しいクリスマスやお正月を過ごすことができるよう、今学期のことはしっかりと終わらせておきましょうね。
3.ほんのちょっとの紹介
11月に入り、江戸川区に新しい施設ができました。その名も【魔法の文学館】です。別名【江戸川区角野栄子児童文学館】とあるように角野栄子さんの作品や功績を中心に集めた児童文学館です。建物は有名な隈研吾さんによる設計で、その中には『魔女の宅急便』(角野栄子作・林明子絵・福音館)の舞台になった「コリコの町」も再現されているそうです。明星生にも愛されているこの『魔女の宅急便』。読んでから【魔法の文学館】に行くか、【魔法の文学館】に行ってから原作を読んでみたいという気になるか。どちらもありだと思います。シリーズにもなっているので、ぜひ手にとってほしいですね。
そしてその角野栄子さんのお嬢さんが描いている『ブンダバー』。(くぼしまりお作・佐竹美保絵・ポプラ社)こちらもたくさんの明星の子どもたちが読んできている本です。くぼしまりおさんには数年前に講演に来ていただいたこともあります。【魔法の文学館】が完成したことで、そんな明星ともつながりの深いお二人のことを思い出しました。
そして今日は保護者の方々にも「ほんのちょっとの紹介」。角野栄子さんが13歳のお嬢さんのくぼしまりおさんとブラジルに行った時の旅のエッセイ『わたしのもう一つの国:ブラジル、娘とふたり旅』です。(角野栄子作・ポプラ社)角野さんらしい子育ての考え方が表れている作品といえるのではないでしょうか。