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5年生☆社会科☆矢じり作り&縄文土器焼き

先生ブログ
5年生の2学期は、千葉県千葉市の加曾利貝塚に社会科見学に行くのが恒例になっています。
加曾利貝塚は、日本最大級の縄文時代の貝塚を伴う環状集落の遺跡です。
子どもたちは、ボランティアガイドの方から話を聞いたり、貝塚の断面を見たり、竪穴式住居で火起こし体験をしたり、博物館で調べ学習をしたりして一日を過ごします。

         

      

このように加曾利貝塚で縄文時代の暮らしについて体験的に学び、その後、学校で「矢じりづくり」と「縄文土器づくり」を行います。

「矢じりづくり」では、シカの骨や石で黒曜石を叩いて割ります。
子どもたちは、破片が目に入らないようにメガネをかけ、破片で手を切らないように皮の手袋をはめて、集中して取り組みました。
「なかなか割れない!」「石だと上手くいかないから、シカの骨にしよう!」…。
「おっ!見て!割れた!」等など、歓声を上げながら活動していました。
       

割れた黒曜石で生の鶏肉を切ってみると…。「スパッて切れる!すごい!」と感触を確かめて、切れ味にびっくりしていました。
マイ矢じりを手にニコニコの子どもたちでした。

別な日に、縄文土器づくりをしました。加曾利貝塚の土を使って土器づくりに挑戦!
        

粘土が乾いた頃合いを見計らって、数週間後、土器焼き実行!
さくら大通りにクラスごと、火を焚き、周りに土器を置いて、少しずつ焼いていきました。
      

たき火がおきになったら、その中に土器とサツマイモを投入。土器が焼きあがると焼き芋も出来上がり!
子どもたちは、皮の手袋をはめたり、トングを使って、火傷しないように焼き芋に手を伸ばし、保護者の方が作ってくださった豚汁に舌鼓を打っておりました。

   

完成した縄文土器は、職員室のギャラリーに展示しています。他の学年の子どもたちが「すごい!」「かっこいい!」「作りたいな~!」など、感想を伝え合う姿が見られています♪
       

(小学校 副校長 伊野)