第15回オーストラリア短期留学 2023＜9日目＞
先生ブログ
7:45 学校に集合。
早朝から、ホストファミリーと一緒に大きなスーツケースを引きずって明星の子どもたちがWoodend Primary Schoolに登校してきました。
ついに最後の朝が来てしまいました。朝から涙ぐむ子もいました。朝から泣いているWoodendの子もいました。それほど、この短期留学中に構築されるホストファミリーと明星の子どもたちとの関係は強いものだということです。
次々に集まってくる明星の子どもたちとホストファミリー。正門の前はあっという間にたくさんの人で埋め尽くされました。特に言葉をかわすわけでもなく、ホストファミリーのそばにただいる子もいました。そうです。それでいいのです。ホストファミリーのそばに１秒でも長くいたいと表現できていることが素晴らしいのです。
バスが到着。バスを待っているはずなのに、「ああ、バスが来ちゃった」という気持ちになってしまいます。
もうちょっとだけ。。。もうちょっとだけ。。。という空気で包まれていて、結局出発が予定よりも１０分ほど遅れてしまいました。それもそれでいいのです。それくらい出発したくなかったのですから。
記念撮影をしてバスに乗り込みました。何度も何度もハグをして、お別れをして、バスに乗ってから出発までずっと手を振って、ついにバスが出発。空港に向かいました。
何となく心に穴が空いたようなあの感覚。あー本当に帰るんだという感覚。何ともいえない感覚に見舞われながらのバスでした。
空港までサラ先生がお見送りに来てくださいました。サラ先生は本当に明星の子どもたちのために全力で準備をし、プログラムを支えてくださいました。そのおかげで、また今年もこんなに中身の濃い、素晴らしい交流が実現しました。
９月には今度はWoodend校の子どもたちが明星に来る番です。これからもこの２校の交流は、素晴らしい信頼関係と、これまでの１８年間の歴史の中で構築されてきた友情のもとに、輝きを増しながら続いていくことでしょう。これは、決して簡単なことではなく、間違いなく両校のかけがえのない「宝物」です。
飛行機に乗り込み、シドニーに向かって離陸。２時間ほどでシドニーに到着しました。
今回の短期留学は、初めてシドニー観光が組み込まれました。明日からイースターが始まる影響で、Woodendに滞在できる期間が２日ほど短くなってしまいました。そのため、１泊のシドニー観光をして帰ることにしたのです。
シドニー観光と言っても観光できるのは半日だけなので、バスでぐる〜っと周るだけですが、Bondi beachやOpera houseなど、有名な観光地を観光しました。特にBondi beachはお天気も良く、気持ちのいい潮風があたって最高でしたので、少し長めに滞在。子どもたちはお昼ご飯を自分たちで買って食べたり、砂浜を歩いてみたりしながら楽しんでいました。ビーチ沿いのカフェで、サンドイッチなどを注文する子どもたちを横で眺めていたのですが、大したものです。ショーウィンドウにあるサンドイッチを指差し、“What’s this?”と聞き、べらべらべら〜っと返ってくる説明にあまり理解ができないのですが、「チーズ」や「ハム」だけは聞き取れて、“OK!”と答え、“Small please.”とお願いをして、小さいサイズをちゃんと購入していました。“How much?”と聞いて、”$13”と聞くと、お財布から$15を出して、ちゃんと$2コインを受け取ってにっこり(^^)。そのほかにも、スムージーのようなものもちゃんと見つけて買って嬉しそうにビーチを眺めながら楽しんでいました。引率者としては、ちゃんとできるかな〜と不安になり、ついつい横から口を出してしまいそうになるのですが、今回はぐっとがまん。自分たちで全て行っていました。このような一つ一つの経験は子どもたちに自信を与えてくれますね。飛行機の中で、CAさんに“Your English is very good!”と褒めてもらえた男の子は、とても嬉しそうにその話を私にしてくれました。ちょっとしたきっかけが子どもたちに自信を与え、今度も話してみよう！自分で注文してみよう！いくらか聞いてみよう！と、積極的に英語を話してみる気持ちにさせてくれます。そのような経験は、オーストラリアまで来たからこそできる経験です。日本でもできる経験はありますが、オーストラリアまで来たからこそできる経験もあります。そこに価値があります。
子どもたちはホテル泊も楽しみにしていました。チェックインを済ませて、いざ夕ご飯を食べにホテル近くのフードコートへ。
自分たちで食べたいものを選んで食べる作戦です。細かい注意事項をしっかりと伝え、いざ出陣。フードコート内を一周してどんなお店があるかをチェックしてから狙いを定めてGO! マクドナルド、ケンタッキー、メキシカン、チャイニーズ、巻き寿司屋などなど、いろいろなお店から予算内で食べたいものを買って、デザートまで買って嬉しそうにお腹いっぱいになっていました。
ホテルに戻って、就寝時刻。みんなちゃんと約束を守ってお部屋が静かになりました。
さあ、明日は東京に帰る日。
最後までいい旅になりますように。
引率
小関
早朝から、ホストファミリーと一緒に大きなスーツケースを引きずって明星の子どもたちがWoodend Primary Schoolに登校してきました。
ついに最後の朝が来てしまいました。朝から涙ぐむ子もいました。朝から泣いているWoodendの子もいました。それほど、この短期留学中に構築されるホストファミリーと明星の子どもたちとの関係は強いものだということです。
次々に集まってくる明星の子どもたちとホストファミリー。正門の前はあっという間にたくさんの人で埋め尽くされました。特に言葉をかわすわけでもなく、ホストファミリーのそばにただいる子もいました。そうです。それでいいのです。ホストファミリーのそばに１秒でも長くいたいと表現できていることが素晴らしいのです。
バスが到着。バスを待っているはずなのに、「ああ、バスが来ちゃった」という気持ちになってしまいます。
もうちょっとだけ。。。もうちょっとだけ。。。という空気で包まれていて、結局出発が予定よりも１０分ほど遅れてしまいました。それもそれでいいのです。それくらい出発したくなかったのですから。
記念撮影をしてバスに乗り込みました。何度も何度もハグをして、お別れをして、バスに乗ってから出発までずっと手を振って、ついにバスが出発。空港に向かいました。
何となく心に穴が空いたようなあの感覚。あー本当に帰るんだという感覚。何ともいえない感覚に見舞われながらのバスでした。
空港までサラ先生がお見送りに来てくださいました。サラ先生は本当に明星の子どもたちのために全力で準備をし、プログラムを支えてくださいました。そのおかげで、また今年もこんなに中身の濃い、素晴らしい交流が実現しました。
９月には今度はWoodend校の子どもたちが明星に来る番です。これからもこの２校の交流は、素晴らしい信頼関係と、これまでの１８年間の歴史の中で構築されてきた友情のもとに、輝きを増しながら続いていくことでしょう。これは、決して簡単なことではなく、間違いなく両校のかけがえのない「宝物」です。
飛行機に乗り込み、シドニーに向かって離陸。２時間ほどでシドニーに到着しました。
今回の短期留学は、初めてシドニー観光が組み込まれました。明日からイースターが始まる影響で、Woodendに滞在できる期間が２日ほど短くなってしまいました。そのため、１泊のシドニー観光をして帰ることにしたのです。
シドニー観光と言っても観光できるのは半日だけなので、バスでぐる〜っと周るだけですが、Bondi beachやOpera houseなど、有名な観光地を観光しました。特にBondi beachはお天気も良く、気持ちのいい潮風があたって最高でしたので、少し長めに滞在。子どもたちはお昼ご飯を自分たちで買って食べたり、砂浜を歩いてみたりしながら楽しんでいました。ビーチ沿いのカフェで、サンドイッチなどを注文する子どもたちを横で眺めていたのですが、大したものです。ショーウィンドウにあるサンドイッチを指差し、“What’s this?”と聞き、べらべらべら〜っと返ってくる説明にあまり理解ができないのですが、「チーズ」や「ハム」だけは聞き取れて、“OK!”と答え、“Small please.”とお願いをして、小さいサイズをちゃんと購入していました。“How much?”と聞いて、”$13”と聞くと、お財布から$15を出して、ちゃんと$2コインを受け取ってにっこり(^^)。そのほかにも、スムージーのようなものもちゃんと見つけて買って嬉しそうにビーチを眺めながら楽しんでいました。引率者としては、ちゃんとできるかな〜と不安になり、ついつい横から口を出してしまいそうになるのですが、今回はぐっとがまん。自分たちで全て行っていました。このような一つ一つの経験は子どもたちに自信を与えてくれますね。飛行機の中で、CAさんに“Your English is very good!”と褒めてもらえた男の子は、とても嬉しそうにその話を私にしてくれました。ちょっとしたきっかけが子どもたちに自信を与え、今度も話してみよう！自分で注文してみよう！いくらか聞いてみよう！と、積極的に英語を話してみる気持ちにさせてくれます。そのような経験は、オーストラリアまで来たからこそできる経験です。日本でもできる経験はありますが、オーストラリアまで来たからこそできる経験もあります。そこに価値があります。
子どもたちはホテル泊も楽しみにしていました。チェックインを済ませて、いざ夕ご飯を食べにホテル近くのフードコートへ。
自分たちで食べたいものを選んで食べる作戦です。細かい注意事項をしっかりと伝え、いざ出陣。フードコート内を一周してどんなお店があるかをチェックしてから狙いを定めてGO! マクドナルド、ケンタッキー、メキシカン、チャイニーズ、巻き寿司屋などなど、いろいろなお店から予算内で食べたいものを買って、デザートまで買って嬉しそうにお腹いっぱいになっていました。
ホテルに戻って、就寝時刻。みんなちゃんと約束を守ってお部屋が静かになりました。
さあ、明日は東京に帰る日。
最後までいい旅になりますように。
引率
小関