1年生 つながる時間

1年生は週に1時間、国語の時間を使って図書室に行きます。明星で「図書の時間」と呼ばれているこの時間は、「人を通して本とつながる時間」「本を通して人とつながる時間」です。

読書、と聞くと、一人で黙々と読んでいる…という姿を思い浮かべる方が多いかもしれません。

けれど、一人で本に出会える子は、実はとっても少数。読み聞かせをしてくれる先生や、本を紹介してくれるお友達、本の相談に乗ってくれる司書さん。本との出会いのきっかけの多くは「人」が運んできてくれます。

図書の時間は、担任や司書の読み聞かせからはじまります。この時点ですっかりリラックスムード(^^)

みんなで一緒に楽しんだ後には、それぞれが本を選んで読む時間です。一人でじっくり本との対話を深めている子もいれば、友達と一緒に読んでいる子も。

ひらがなを覚えたばかりの1年生。一文字ずつ確かめるように声に出しながら友達に読み聞かせをしていたり、「次のページめくっていい?」と声をかけながら一緒に読んでいたり、笑い声が聞こえたり。

か、かわいい~!と、思わず声が出てしまいそうです。(みんなの読書をじゃましないようにぐっとこらえてます…)

人を介して本と出会い、一冊の本を真ん中に頬を寄せあって…。

そんな、本と人と「つながる時間」をのんびり過ごしています。

もうすぐ夏休み。ぜひお家でも、本を一緒に読んだり、本について話す時間をとってみてください♪

1年担任 田中

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