【2年生・6年生】朗読発表会

2年生は、今江祥智作「ちからたろう」をクラス毎に朗読しました。
じいさまとばあさまのこんび(垢)から生まれたちからたろう。

成長したちからたろうが、「この力が、どんくらい人のやくに立つものか、ためしてみてえ」と言って力修行の旅に出るお話です。

「のっしじゃんが」「もわん」など、豊かなオノマトペがちりばめられたお話を、情景が分かるように表情のある朗読で、表現することができました。

一人で朗読したり、全員で朗読したり、力比べをする場面をお芝居にしたり、集団的な動きによって表現したり、子どもたちの考えた演出が見事でした。


6年生は、いぬいとみこ作「川とノリオ」をクラス毎に朗読しました。父を戦争で失い、母を広島の原爆で失うノリオ。ノリオにとって川とは…。

比喩表現や擬人化、オノマトペなどがちりばめられた美しい日本語で表現されたこの作品を、深く読み取った子どもたちの朗読は見事でした。

子どもたちは、ことばや文章に込められた意味をかみしめながら、語り掛けるように朗読していました。

子どもたちの腹から響く落ち着いた声に、成長を感じました。
6年生の子どもたちからのメッセージを、しっかり受け止めたいと思います。


2年生のみなさん。6年生のみなさん。
素敵な朗読発表会を、ありがとうございました!

(副校長 伊野)




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