小学校
先生コラム
3年生 総合 「この木なんの木? 気になる木」
3年生2学期、最初の総合の授業では「学校の木しらべ」を行いました。
「いったい、この明星学園のキャンパスにはどんな木が生えているのでしょうか?」
「どんな特徴があるのかな。みんなで調べてみましょう!」
さっそく学校の白地図をもって教室を飛び出していきました。
明星学園小中学校の校庭にはおよそ40種類、70本以上の木が生えてます。
中でも3年生の教室の目の前にある「プラタナス」は子どもたちにとって、とても身近な存在です。見上げるほど高く、幹も太くて貫禄があり、100年前の創立当初から私たち明星学園のことを見守ってくれています。
子どもたちは学校の白地図の中に木の名前を書き込んでいきました。同時に木の様子、特徴もメモを取っていきます。70本全部を調べるのはちょっと難しいので、いくつか選んだものを集中的に調べていきました。
ちょうどこの時期は木の実もたくさん見つけることができました。
特にトチノキの木の根元には大きな実がたくさん落ちていました。黒くピカピカと光るトチノミを集めてとてもうれしそうでした。
教室に戻って気づいたことを発表しました。
「何か気づいたことはありますか?」
・サルスベリの木はとてもつるつるしていた。
・カイヅカイブキはすごく細くてごつごつしていた。
・ミカンの木の葉っぱをちぎって、手で揉むととてもいい匂いがした。
・「木登りの木」は「モッコク」という名前がついていることも知った。
・クヌギの木の下に緑色のドングリがおちていた。
・学校にこんなにいろんな種類の木があるってしらなかった。
普段何気なく見ている木にも、今回の学習を通して、興味・関心を持って働きかけることができたのではないでしょうか。これから秋が深まっていくにつれて、もっとたくさんの木の実を見つけることができます。
総合の時間にドングリ工作の活動もする予定です。お楽しみに。
(広報部 3年総合科 冨田)