小学校
先生コラム
1年生 ネックレスを作ったよ!
水曜日の5時間目。先生が取り出したのは、夏のかけら、シーグラス。子ども達の目が輝きます。
「きれい~」
とうっとり。シーグラスについて知っていた子が、「海の波でガラスが削られたんだよ!」と教えてくれます。そうなんです、ガラスが海の中で長い旅をして、まあるくなっていったんです。
「でも、そのガラスってどこから来たの??」
「海で遊んだ人とか、海の近くに住んでる人が捨てたんじゃない?」
1年生には少し難しいかもしれないですが、このきれいなかけらに環境問題が詰まっていることにも触れながら、シーグラスを使って工作をしました。
使うのは、ワイヤーとタコ糸。ワイヤーを使うのは初めての子が多かったので、安全に使うための約束を確認してから、色々な形を作っていきます。
「ぐねぐね動く!」「ハートができた!」「指に巻きつけたら取れなくなった~」と、夢中で手を動かしていました。
たっぷり動かしてワイヤーと仲良くなったら、シーグラスにぐるぐると巻き付けていきます。
色々な方向から巻き付けていくと、あっという間にシーグラスがかっちりワイヤーに包まれました。
ネックレスにするために、タコ糸を通して結んでいきますが…これがまた難しい!先生や友達に教えてもらいながら、何度もチャレンジしていきます。
自分で作った作品はやっぱり宝物。「かわいい~」「ひもを短くして、ブレスレットにしたんだ」「お姉ちゃんにプレゼントしたい」と自分の作品への思いを語ってくれます。
「難しい~」の顔も、「見て見て!できた!」のキラキラの顔も、近くで見れるのは教員の幸せです(^^♪
過行く夏に思いを馳せて・・・すてきな時間を過ごせました。
(1年担任 田中)