全校☆芸術鑑賞教室!劇団風の子「花咲かそ!天神沼」

体育館が劇場に!
体育やクラブで使っている体育館が、演劇空間に大変身‼

「劇団風の子」の「花咲かそ!天神沼」の上演がありました。

子ども達は、朝からワクワク!

 

「今日の劇は何年生がするの?」
「??」
「今日は大人の人が劇を見せてくれるんだよ。プロの人たち!」
「劇団風の子さん!」
「え~!大人が子どもの役をするの?」
「そうだよ。妖怪の子どもなんだって」
「へえ~!」

2時間目が終わって、体育館に移動。
入り口側が舞台に大変身!
子ども達は、1年生から床に座り、マットに座り、跳び箱に座り、パイプ椅子に座るというように、見やすくする工夫がされていました。

 



さぁ、はじまり、はじまり!
「カ-カー」
カラスが5羽やってきて、カーカー語で語り始めると…。
子ども達は大笑い。

<子どもたちの感想>
・カラスのいしょうがとても上手に作れていてすごいなと思いました。カラスの鳴き声(カァー)が似てて面白かったです。


カラス一座が語る、カッパから聞いた話のはじまり、はじまり~!
舞台上の小道具が、楽器になったり、木になったり、山になったり、ほこらになったり…、色々なものに変身。

 

<子ども達の感想>
・ぶたい上の木とかが、じゃばらおりで、くふうしてあってすごかったです。
・セリフばっかりじゃなくて動きで伝えていて、内容が入ってきました。



天神沼に住む妖怪の子ども「天狗どん」「かっぱどん」「きつねどん」。
その森で生活するちよばあさん。おじいさんを亡くして、一人で森に木を植えたり、作物を育てたりしています。

そのちよばあさんの土地を、テーマパークやショッピングモールにしようと計画している鯰ひげ太郎がやってきて、ちよばあさんに土地を売って悠々自適に暮らすことを勧めます。


<子どもたちの感想>
・特別びっくりしたことは、着替えのスピードでした。
・私はキツネさんとなまずのおじさんのコンビネーションが好きでした。


その様子を見ていた「天狗どん」と「かっぱどん」は、天神沼や森を守るために、どうしたらいいか行動します。仲間だったはずの「きつねどん」。アイドルになることが夢の「きつねどん」は、仲間を裏切って、鯰ひげ太郎にちよばあさんの秘密を伝え…。

鯰ひげ太郎が落とした膏薬が、ひょんなことから「かっぱどん」が渡したもので、「きつねどん」が追及すると鯰ひげ太郎は隣村の鯰沼のじいさまだったことが分かり…。

「天狗どん」と「かっぱどん」は、天神沼に水を流すために、隣の村で川の水をせき止めている岩を砕こうと考えます。

そのことを天神さまに相談しに行くクライマックスで…。
鯰のじいさまが、「きつねどん」に「金と権利と便利な生活。人間の欲深さは底無し沼」と言い放ち、「きつねどん」に向かって、「夢は金で買える!」と言ったことで、「きつねどん」の目が覚めて、仲間とともに、結果的に鯰じいさまの力で岩を砕き、天神沼に水を引き込むことができた!というお話しでした。

<子どもの感想>
・人数が少なかったのに、なんかめっちゃいるみたいで、すごかったです。きつねどんがうらぎるかって思ったけど、最後は正気に戻って良かったです。

 

<子どもの感想>
・今日、かんしょうきょうしつをみせてもらった。でてきたのはカラスとカッパときつねと、てんぐどんとおばあさんとなまずみたいな名前のやくの人たちがげきをしてくれてうれしかったし、楽しかった。とくに、きつねがうらぎると、ともだちで、てんぐどんとカッパは、がっかりしたけど、さいごらへん、なまず社長がきつねのおどりがあんまりだけど、お金があるからそれでいいねって言ったのがわかって、やっぱり自分のゆめは、お金じゃ買えないからって言って、カッパの味方になって、ぬまの水もながれてきたから、よかったなーって思った。

「本当に反省しなければならないのは人間」。
心に響く言葉でした。

そして、今回、演技をしてくださった方の中に、なんと!卒業生(46回生)である金田拓さんがいらっしゃいました。(下の写真の左端の方です)

小・中体育館が建てられたときに中学生だったということ。
登ったイチョウの木がある!と母校に帰って演じることができた喜びを語ってくださいました。

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「劇団風の子」は日本全国及び海外での公演をしている児童演劇専門劇団です

(副校長 伊野)

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