小学校
先生コラム
明星の名物授業!
12月2日に明星の名物授業の一つ、5年生の土器焼きがありました。
加曾利貝塚を見学して、貴重な土を分けていただき、My土器を作成して、構内で野焼きをしました。
その様子を見ている1年生から4年生までの子ども達は…。
「すごい!たき火をしている!」
「あれ?周りに何か置いてる?」
「何だろう?」
「ねえ、ねえ。何を置いているの?」
そこに居合わせた6年生が、
「あそこに置いてるのは、土器って言うんだよ。」
「昔の人は、生活で使う入れ物をこんなふうに作ってたの。」
「5年生になったら、作れるよ!」
こんな会話が、たき火の周りで幾度となく交わされます。
名物や伝統が、子どもたちの間で語られていくリアルな様子です。
12月12日には、6年生の鉄づくりを予定しています。
「鉄づくり」も、明星の名物授業の一つです。
先日、土器焼きで燃やした木を炉の中に入れて、耐火レンガとモルタルで作った炉を乾燥させ、鉄づくりの準備をしました。
子ども達は、季節の風物詩のように12月になると、毎年火が焚かれて物づくりが行われている様子を見ながら、明星の学びを肌で感じているのだと思います。
このような名物授業は、社会科の学習内容や授業づくりを検討する中で、試行錯誤を重ね、色々な方々からのアドバイスで現在に至っています。
本物に触れた時の子どもたちの素敵な笑顔が見たい!という一心で、研究を重ねています。
(副校長 伊野)


