2025年度 台湾短期留学 〜第1日目〜

2025年度の台湾短期留学が始まりました。

羽田空港第2ターミナルに参加児童全員が元気に集合することができました。

明星学園小学校の台湾短期留学は6年生を対象としたプログラムで、2018年からスタートしました。今回は16名の子どもたちを3名の教員で引率します。

目指すは台湾台中にある、東海國民小學(Dong Hai Elementary School)です。子どもたちは1人1家庭でホームステイを行い、5泊6日の留学を経験していきます。もちろん、引率教員もDong Haiの先生のお宅にホームステイで滞在です!明星学園小学校の国際交流プログラムは大きく分けてオーストラリアの交流とこの台湾との交流がありますが、どちらの交流も、教員はホームステイをします。これが明星と相手校との距離をぐっと縮め、強固な信頼関係を築き上げられている大きな要因です。教員同士の交流、友情、信頼関係の構築は、子どもたちの国際交流プログラムの発展に欠かせないものです。先生同士も交流で素敵な留学、子どもたち同士も交流で最高の留学!これが明星の国際交流プログラムです。

約2ヶ月前から本格的に準備を始め、台湾語の学習、台湾の地理、台湾のお金、それだけではなく、Dong Haiの子どもたちの前で行うプレゼンテーションやパフォーマンスの練習にも取り組んできました。昼休みや放課後に遊びたい気持ちをぐっと我慢して、たくさんの時間を割いて準備に充ててきました。

空港でチェックインを済ませ、記念撮影。最後に家族と、「行ってきます」の“ハグハグタイム”。見送る保護者の皆様の応援を背中に感じながら、セキュリティーゲートを通過しました。

セキュリティーゲートを通過する時は、独特のドキドキ感があります(^ ^)。出国審査も無事に通過して、搭乗口まで来れば一安心。30分ほど自由時間をとって、お菓子や飲み物を買いました。

搭乗時間になり、搭乗券とパスポートを手に持って機内へと進んでいきました。自分の座席はどこかな〜とワクワクしながら機内を進みます。一瞬一瞬がかけがえのない経験です。子どもたちはとてもリラックスしていて、緊張している様子は全くなし!学校で普段生活している仲間や先生たちと一緒であることが、どれだけ安心に繋がっていることでしょうか。1人ではできないことも、仲間と一緒だとできる!そう。だからこそ学校生活は素晴らしいのです。だから仲間は最高なのです(^ ^) 今回参加の16名はとてもいいチームになってきています。現地での生活が始まれば、よりぐっと結束してくるのではないかと楽しみにしています。

機内では映画を見たり、お菓子を食べたり、おしゃべりしたり。中には社会科の宿題に取り組む子も!!

約4時間のフライトはあっという間。台北松山国際空港に到着しました。ここから台中まではバスでの移動となります。

台北の天気は雨。気温は16度ほど。日本に比べると随分と過ごしやすい気温です。

観光バスの雰囲気も少し日本とは異なる装飾。 現地でお世話をしてくださるアンジェラさんにご挨拶をして出発しました。バスの中では、おやつとして台湾版「今川焼き」をいただきました。

渋滞もあり、予定より少し時間がかかりましたが、ホストファミリーや先生たちが待ってくださっているDong Hai小學に到着。素晴らしい歓迎を受けました。ウェルカムパーティーがスタートし、1人ずつ名前を呼ばれてホストファミリーとご対面。事前にメールやオンラインでご挨拶をしたりはしていましたが、実際にお会いできると喜びと実感が湧いてきます。ちょっと緊張気味の笑顔でご挨拶。その後は、ご用意くださった軽食をいただきました。タピオカミルクティーにさつまいもを揚げたものや、唐揚げ、ケーキなどなど、明星の子どもたちは目をキラキラさせていました(^ ^)。

フライト時間の影響で、到着が例年よりも遅い時間となってしまいました。パーティーを切り上げて、それぞれのホスト宅へと帰宅していきました。

明星の子どもたちは、ここからは明日の朝まで「1人」です。でも、「1人」ではありません。温かく歓迎し、お世話をしてくださる「台湾の家族」と一緒ですからね!!

明日の朝元気に登校してくるのが楽しみです。

ひとまず、長旅を無事に終えて、みんな元気にホストファミリーと出会えたことが何よりの恵みです。たくさんの準備をしてくださったDong Haiの方々に感謝をして、留学生活を充実したものにしていきたいと思います。

つづく

(引率:小関)

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