English Camp 2025 〜第1日目〜

8/23 Sat.

やって参りました、夏休み恒例のEnglish Camp!  今年も福島県のBritish Hillsに参加希望の子どもたちを連れて、英語の研修合宿に出かけます!

9:15 ヨドバシカメラ前。全員元気に時間通りに集合することができました。荷物をバスのトランクに入れて、出席を確認してバスに乗り込みました。

バスの座席は自由席が明星スタイル。先生があらかじめ決めておくようなことはしません。子どもたちはどんどん乗り込んで、自分たちで相談してあっという間に収まっていきます。40名以上いるのでバスは満席です。

バスの座席決め一つとっても、子どもたちの柔軟性が問われる場面です。2つ並びの席に仲良し3人組が座る場合、どうするのか。誰かが妥協して折り合いをつけないと成立しません。誰かが頑として譲らない場合、いつまでも出発ができないでしょう。そうならないように、事前に座席を決めておき、その通りに座らせるのが良いのか、限られた時間の中で自分たちで相談・交渉し、どこかに妥協点を見出して成立させられると信じて見守るべきか、こんな些細なところにも教育観が問われます。「じゃあ、行きはここに座るから、帰りは交代しよ!」「うん。オッケー!」荷物が全てトランクに入れられたか確認して、私がバスに最後に乗り込んだ時には、子どもたちは全員ワクワクしながら着席して、出発準備完了!!という笑顔でした。

バスは混雑する吉祥寺駅前を出発して、一路福島県へ。バスの中で見るビデオを楽しみにしているので、「ねえ〜ビデオまだ〜〜〜?」といつ言われるかと思いながら、とぼけてビデオを流さずにいたのですが、子どもたちは久しぶりに集合しているので、お友だちとのおしゃべりが楽しすぎて、全然ビデオのリクエストが来ませんでした笑。しばらくしたところで、おしゃべりが盛り上がって、やや騒々しくなってきたので、そこでビデオスタートとなりました。

2回の休憩を挟んで、ついにBritish Hillsに到着。昨年も参加した6年生は、「なつかし〜〜〜」と、初めての子どもたちは「うわ〜〜〜」とそのスケールと異国情緒の漂う雰囲気に飲み込まれていました。いよいよ、ここでの2泊3日の生活がスタートしました。

到着して最初にあるのが、オリエンテーションです。もちろん説明は全てBritish Hillsの外国人スタッフにより英語で行われます。施設の場所や利用の注意点の説明を受けて、しっかりと理解することができました。

子どもたちは英語で、「宿泊者カード」を記入しなければなりません。名前、学校名、住所など、英語で書いたことのない内容をがんばって記入しました。一つひとつが貴重な経験です。

宿泊者カードを記入できたら、それを持ってCheck inです。

“May I check in, please?”と言って、部屋の鍵を受け取りました。

受け取ったらもちろん、”Thank you!”です。

日頃、日本語で「ありがとう」を言う習慣がないと、英語でも当然Thank youは出てきません。外国語の学習は母国語の習得と日頃の習慣がとても大切であることがよくわかります。ここでの英語学習や外国文化の中での経験は、むしろ母国語や日本人としての文化習得・習慣に関して考える機会をたくさん与えてくれます。そしてそれらを自分たちの今後の成長に繋げていくことが、このEnglish Campの大きな意味と価値でもあります。

オリエンテーションの後、それぞれのお部屋に荷物を運び、建物や施設内を探検したり、のんびり休んだりして、自由時間を過ごしました。初日は慣れるためにのんびりスケジュールです。

初日のディナーは、ドレスコードのある本格的な夕飯です。普段の明星学園の生活では滅多に正装で過ごすことはないので、きちんとした格好をした子どもたち(先生たちもですが笑)を見るのはとても新鮮です。ちょっと緊張しながらのディナー。でも、たくさんの美味しそうなお食事が用意されていて、自然と笑顔になってしまいました。お腹いっぱいになりました。

夕食の後は、再び自由時間。Pubに行ってButter Beerを飲んだり、ダーツを楽しんだりして初日のBritish Hillsを満喫しました。

8:30からシャワータイム。その後、明日のスケジュールを確認するために、夜のミーティングを行いました。

明日からはレッスンが始まります。今日は早めに寝て、明日に備えて欲しいですね。寝るかなあ。。。寝ないだろうな。。。笑

つづく

(英語科 小関)

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