4年生 体育 フラッグフットボールに挑戦

4年生の子どもたちがフラッグフットボールの学習をしています。

 普通の丸いボールとは異なり、アーモンド形の特徴的なボールを使用します。攻めと守りに分かれて、攻め側はボールを持って相手側のゴールの線を目指して走り、守りは攻めを邪魔してフラッグを奪います。
 ゴールラインまでもっていくと得点になります。

 ゲームは3人対3人で行います。攻めるときの場合、3人のうち一人がボールを持ちます。あとの二人はボールを持っていません。この時に役割のちがいがあります。ボール保持者の役割は、相手に自分のフラッグを取られないようにして、ゴールを目指します。
 ボールを持っていない二人は、ボールを持っている人がフラッグ取られないようにするために何ができるか考えて行動します。

 ゲームが始まる前には、チームで集まり、自分の動き方や仲間の動きをホワイトボードに書いて作戦を立てます。これを「ハドル」と言い、この作戦タイムがあるのもフラッグフットの特徴です。何も考えずに一人で走っても、相手に囲まれてフラッグ取られてしまいうまくいきません。

「僕が背中にボールを持っているふりをして、コートの右の方にはしっていくね。そうやって相手のディフェンスをひきつけておくから、その時、左側が空くと思うから、そこを思いっきり走ってゴールを決めてね」

「三人で縦に並んでとにかく全力疾走しよう。その時、ボールを持っている子は一番後ろに並んで、前の二人が、ディフェンスが来ないようにブロックして前に進んでいこう」

など、ペンと頭を使って作戦を立てます。とても頭を使うスポーツです。子ども達はチームの仲間と対話しながら作戦を立て、どうしたら得点できるか、相手の攻撃を防げるか、様々考えながら取り組んでいました。

 ゲームが終わると全員で集まり「今日のふりかえり」をします。得点につながったプレーはどんな作戦だったのか、失敗した作戦は何が原因だったのかなど、ノートにまとめて次のゲームに生かせるようにしていきました。

(広報部 冨田)

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