6年 鉄づくり 炉から鉄を取り出す

先日、6年生が鉄づくりに取り組んだことを、お知らせしました。
本校では、代々たたら製鉄の製法で鉄づくりをしています。

炉の中に砂鉄と木炭を交互に入れます。
砂鉄は、夏季生活で6年生が千葉県の千倉町瀬戸浜で採取してきたものです。炉の中は、なんと1538℃以上になっているのだそうです!



朝から昼まで、砂鉄の量を量り、回数を記録しながら、砂鉄と木炭を入れていきました。

お昼は、保護者の方が作ってくださったホットドックとぜんざいを食べて、エネルギーチャージ!

頃合いをみて、炉を壊します。
炉の周りに6年生が大集合。おそろいのつなぎを着た担任が壊していきます。ホースで水をかけているのは、社会科専科のえぐっちゃん。



この日、炉に入れたのは、木炭90㎏、砂鉄21㎏。とれた鉄は、3㎏!
毎年行っている鉄づくりでとれる鉄は平均2㎏だそうです。
その中で、3㎏とは!歴代2位の記録ということ。

いつもより沢山の砂鉄を入れたことも功を奏したようです。

探し出した黒い物体が、鉄か否かを確認するために、豆電球に明かりがつくかつかないかを試している子どもたち。




暗くなるまで、鉄探しに夢中な子どもたちの姿が見られました。
この体験は、きっと子どもたちの心の中に残ってくれることと思います。

(副校長 伊野)

 

この記事をシェア