6年生 社会 「戦争へ向かう日本 満州から日中戦争へ」

 6年生の社会科では明治から大正、昭和へと続く激動の時代を学習しています。
 日中戦争がはじまったころ、当時の人々がどのような状況に置かれていたのか、江口先生の用意した資料や写真を見ながら考えていきました。

「1923年9月1日 関東大震災が起きます。その翌年の1924年は明星学園にとって何があった年でしょうか?」
 そんな問いかけから授業がスタートしました。

「そうです。明星学園が創立した年ですね。1924年5月15日に誕生しました。」
 震災からの復興と新しい教育への希望の中で誕生した明星学園。そしてそのわずか1年後の1925年には「治安維持法」が制定され時代は急速に戦争へと向かっていきます。

「そんなたいへんな時期に学校が誕生したんだ・・・」
「なんかしんじられない・・・」

というつぶやきが聞こえてきました。

 

資料を読み解きながら「治安維持法」の内容を知ると、子どもたちは
「ありえない・・・」
「今の時代とはちがう・・・」
「自由に話せないなんてこわい・・・」
と驚きの声が上がっていました。

授業は日中戦争の話に進みます。日本軍の進出に対し、中国の人々が地下に張り巡らせた「地道(ちどう)」で生活し抵抗し続けていた資料が配られました。

「地下で暮らすなんてひどすぎる」
「中国の人たちは抵抗しなかったの?」
「普通の生活ができないなんてしんじられない」


江口先生はさらに問いかけます。

「この日中戦争で亡くなった中国の人はどれくらいだと思いますか?」

こどもたちが答えたのは

「10万人?」
「いや、もっと多い?」
「100万人?」
「そんな・・・ひどすぎる、100万人以下でしょ・・・ねがいをこめて・・・」

という祈るような予想でした。しかし、示された事実は

「1000万人以上・・・」

想像を絶する数字を前に子どもたちは言葉を失い、教室は静まり返りました。

 

過去の歴史を学び、今ここにある日常のありがたさを実感した社会科の授業でした。

教室の後ろの掲示板には子どもたちが作った「卒業までのカウントダウンカレンダー」が貼ってあります。小学校生活ものこりあと1か月ですね。一日一日を大切に、全力で楽しんでいきましょう。



(広報部 冨田)

 

 

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